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クリニック承継/M&Aの理想的なタイミングとは

6.理想的な承継を実現する3つのタイミング

では、具体的にはいつ承継を行えば、メリットを最大化できるのでしょうか。ポイントは次の3つです。

  • 現役で働いているうちに
  • 収益が落ちていく前に
  • 承継後の生活の計画をしっかり立ててから

それぞれの内容を確認していきましょう。

7.現役で働いているうちに

医師の健康状態が良好で、「まだまだ現役で働ける」と考えているうちから準備を進めることが大切です。こうした時期から引退について考えるのは気が進まないことかもしれませんが、承継には思う以上に時間がかかる場合もあります。自分の理想とする条件をかなえるためには、余裕を持って着手することが何より大切です。体力のおとろえを感じたり、万が一体調に異変が生じたりしてから承継の手続きに取り組むと、時間が限られてしまい、条件に合致した買い手を見つけることは難しくなります。

さきほどご説明したとおり、引退後も引き続き働くことは可能です。現役のうちに承継を済ませておけば、自身や家族にゆとりが生まれるだけではなく、スタッフの雇用や患者さんの医療の受け皿を確保できます。

現役で働いているうちに

8.収益が落ちていく前に

診療所の経営状態が良いときに承継できれば、対価として高い金額を受け取ることができ、買い手も見つけやすくなります。場合によっては希望する承継対価を設定し、それを達成するために数年かけて経営を改善していくこともあります。
このことからも、承継の準備に取り組むのは早ければ早いほうがよいことが分かります。

9.承継後の生活の計画をしっかり立ててから

承継を進めるうえで大切なのは、「承継後にどのような生活を行うか」というビジョンを明らかにすることです。引き続き働きたいのか、第二の人生としてまったく別の道に進むのか、それはいつ頃か、といった希望を言語化していきましょう。
すると、承継の対価や時期をどのように設定すべきかがおのずと定まります。ただしさきほどもご説明したように、希望の条件を満たすには、診療所の経営状態が良好なうちから承継準備に着手することが必要です。時間に余裕がなく、とにかく早期に承継することが優先される状況では、その他の条件は妥協を求められる可能性もあります。

10.承継までのおおまかな流れ

こうした3つのポイントを満たすためには、具体的には50代のうちから承継を検討し始めることをお勧めします。では続いて、承継までのおおまかな流れを確認しておきましょう。

まずは、承継を支援する専門家や企業に相談するところから始めましょう。まだ希望などが漠然としている段階でも、専門家からのアドバイスや情報によって、条件や優先度を明確化できることもよくあります。無料相談などを受け付けている場合もありますので、気軽に利用してみましょう。

こうした企業とのアドバイザリー契約の締結後に、評価額を査定して案件化を行い、買い手候補を探し始めます。候補が見つかったら、面談などで買い手と売り手のマッチングを進めていきます。無事買い手が見つかれば、契約を締結して承継を実行するという流れです。最短でも3カ月程度かかりますが、時間が限られればその分条件では妥協を求められる可能性が高くなります。繰り返しとなりますが、余裕をもって承継に取り組み、条件に合う買い手をじっくりと探すことが成功の鍵です。

承継までのおおまかな流れ

最後に

今回は、承継を始めるタイミングついてご紹介しました。「仕事にやりがいを感じているから、引退後のことはなかなか考える余裕がなくて……」と考えていた方も多いかと思いますが、だからこそ早いうちから検討を始める重要性をご理解いただけたでしょうか。

承継を進めるにあたっては、豊富なノウハウを持つ専門家に相談することが大切です。PHCでは承継・M&A支援を積極的に行っています。今後のライフプランの検討やピンポイントな支援のご相談など、さまざまなお悩みに対応しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。

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