現在、奈良県の人口は約132万人(2020年国勢調査)となっており、2030年頃には120万人を割り、2045年頃には約100万人になる将来推計が出ています。
一方、医療需要が高いとされる65歳以上の高齢者人口においては2040年頃にピークを迎え、その後は減少となる予測がされています。
そのため、日本医師会提供の地域医療情報システム「医療介護需要予測指数」によれば2015年を100とした時の医療需要予測も2025年で102(全国平均105)、2035年で97(全国平均103)と、いずれも全国平均を下回る水準で推移するものと予測されています。
厚生労働省の医療施設動態調査によれば、奈良県の一般診療所数は令和3年3月末現在で1,213施設が開業されていますが、この数値が2年前は1,211施設、1年前は1,216施設であることを考えると、ほぼ横ばいで推移していることが伺えます。
ちなみに、人口10万人当たりの施設数は内科系診療所が約54施設(全国平均は約44施設)、外科系診療所が約22施設(全国平均は約19施設)となっています。
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