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クリニック開業 医師 事務長 2020.08.06
信頼に足る税理士の条件とは?
突然ですが、「勤務医として昨年支払った税金の額は?」という問いに答えることができるでしょうか。「普段はあまり意識しないから分からない」という方が少なからずいらっしゃることと予想されますが、独立し開業医となると税金に無頓着なままではいられません。毎年、確定申告の時期を迎えるたびに「こんなに支払うのか」「なんとか節税できないか」「どこまで経費として扱っていいのか」などと頭を悩ませることになるのです。<br />そんなとき、開業医の強い味方となってくれるのが税理士。彼らに任せておけば、不慣れな申告業務に時間をとられることもなく、適切な節税対策も指南してくれます。また申告以外についても、業績の数値管理を通じてクリニック経営の分析と今後のアドバイスまで行なってくれることも。となるとぜひ優秀な税理士を探し出し悩み事を相談したいところですが、もちろん誰でもいいという訳にはいきません。その業務の性質上、全幅の信頼を置ける人物でないと新たな心配事を抱えることにもなりかねないのです。では「信頼に足る税理士」を見つけるには、どんな点に注視すべきなのでしょうか。
#労務管理
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クリニック開業 医師 事務長 2020.08.06
気になる開業医の節税手段とは?
勤務医でいらっしゃる先生方にとって、今のところ「節税」に関する話題というのは、さほど興味の湧かないテーマかもしれません。しかし、いったん開業医となって確定申告を一度でも経験すると、とたんに見逃せない関心事になることは確実です。とくに開院したばかりの時期は、クリニック経営の先行きが見通せず、収入も気持ちも揺れ動きがち。「とっておきの節税テクニックはないものか」「もしや周知の節税法を知らずに自分だけが損しているのでは?」などの思いから闇雲に情報収集へと走りたくなるものです。 <br />そこで今回のコラムでは、開業医のための所得税の節税手段を「原則的・基本的」な考え方からお伝えしていきます。というのも世の中には様々な節税策が流布されていますが、それらは本質的にはたった2つの方法に集約されるからです。ご存知の通り、所得税の金額をはじきだす計算式は「課税所得×税率」。すなわち、「課税所得を減らす」あるいは「税率を下げる」いずれかの方法です。
#労務管理 #事業計画
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クリニック開業 医師 事務長 2020.08.06
クリニック開業に向けたスタッフ研修と診療シミュレーション
内装工事が終わり、真新しい院内に什器や医療機器が運び込まれてくると、とたんにクリニックとしての体裁が整ってきます。なんだかすぐにでも診療を始められるような気さえしますが、もちろんそんなことはありません。何しろ新規に開業するクリニック内のスタッフは、ほぼ全員が初めて同士のはず。各人がそれなりにキャリアを積んできていたとしても、初対面ばかりで構成されたチームではスタッフ間のスムーズな連携は難しいものと言えます。開院までの期間にしっかりと研修や診療シミュレーションを行って、そのクリニックに応じた実践的なスキルを身につけてもらうようにしましょう。研修のスタートは、開院のおよそ2〜3週間前が良いでしょう。つまり各スタッフには、勤務開始がその時期になることをあらかじめ伝えておくことが必要です。研修期間を、医療機器や電子カルテ・レセコンなどのレクチャーを受ける時期と、実際に使用して訓練する時期に大別して、その合間に適宜ミーティングや接遇マナー講習などを行うようにすれば、研修全体の進行度合いが把握しやすいでしょう。
#労務管理 #マネジメント
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クリニック開業 医師 事務長 2020.08.06
クリニックスタッフの離職率を下げるためにできること
自分のクリニックを持ち経営者になると様々な数字に神経をすり減らすものすが、今回のメールマガジンのテーマもそんな気になる数字、「離職率」です。もし今、「離職率が高かろうが低かろうが、クリニックに必要な人数を確保できてさえいれば結局は問題ないのでは?」と考えた先生がいらっしゃるなら要注意。「ブラック企業」という言葉の流行が示す通り、以前にも増して現代人は雇用環境にシビアです。高い離職率を放置していると、いつの間にか「退職者を量産しているブラッククリニック」という噂が立たないとも限りません。<br />またスタッフが頻繁に退職することによる負担増は、補充採用のためのコストと時間ばかりではありません。少人数で運営しているクリニックでは一人ひとりが受け持つ仕事が多岐に渡る上、特定人物のスキルに依存する「業務の属人化」も起きやすいため、退職者が出る度に業務フローの見直しを迫られることも。離職率の高いクリニックでは、日々の業務の効率化・洗練化が進まず生産性が上がりづらいのです。
#労務管理 #マネジメント
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クリニック開業 医師 事務長 2020.08.06
開業後はON/OFFを大切にした働き方を
開業医の働き方として大切なのが気持ちのリフレッシュ。24時間ずっと張りつめていては、長丁場のクリニック経営を乗り切れません。開業後のON/OFFを大切にした働き方について解説します。
#労務管理 #マネジメント #開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2020.08.05
開業時にはリスクに備えた保険を
独立し開業医を目指すならば、各種保険についても幅広い知識が必要となってきます。勤務医時代とは異なり、備えるべきリスクの数がずいぶんと増えてくるからです。もちろん何事も起こらず順調にクリニックを経営して行くことができればそれに越したことはないですが、災厄はいつ降り掛かってくるか誰にも予想できません。ご家族に加え、クリニックスタッフの暮らしの一端まで預かる立場となる以上、「開業医にはどんなリスクがあるのか」「リスクに備える保険としてどんなものがあるか」をきちんと認識した上で加入する保険を検討するようにしましょう。<br />もちろん先生方の中には不慮の事故や病気に備え、すでになんらかの生命保険・入院保険に加入されている方もいらっしゃることと思います。では、もし万一のことが開業後に起こってしまった場合、それらの保険だけで果たして十分だと言えるでしょうか。
#労務管理 #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
一番大きなコストは人件費
クリニック開業にもう一つ踏み出せない先生の中には、「患者がたくさん来てくれる時期ばかりじゃないだろう。収入が落ち込んだ時のことを考えると独立して開業医になるのはリスクだな・・・」と考えている方もいらっしゃることでしょう。たしかにクリニック経営は山あり谷あり。増患どころか閑古鳥が鳴きだす始末、といった事態もあり得ます。ですがそんな苦しい状況でも、なんとかやりくりしていく手段がないわけではありません。懐寂しいサラリーマン諸氏のお小遣いと一緒で、入ってくるお金が少ないのなら出ていくお金を減らせばいいのです。無駄な経費を見つけて削減していく姿勢がクリニック全体で身につけば、患者数が伸び悩んでいる時に助かるばかりか、好調時には経営の安定度がさらに高まります。勤務医として働いていると、無駄なコストを問題視する機会は比較的少ないかもしれませんが、開業後は否が応でも意識させられます。コスト削減の手法を知ることは、その意識改革の一助となるかもしれません。
#開業直後の悩み #事業計画 #労務管理
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承継 医師 2020.08.05
クリニックを継承する場合の留意点
昨今では開業医の間でも少子高齢化が進み、後継者問題を抱えているクリニックが増加傾向。リスク少なく開業したい医師と、後継ぎが欲しい医師が増えているのなら、継承開業は両者のニーズを叶えるのに最適な開業スタイルと言えるのではないでしょうか。今回は、継承開業を選択した場合の、留意すべき点を解説します。
#マネジメント #労務管理
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クリニック開業 医師 2020.08.05
意外に重要!クリニックの福利厚生
クリニック開業に向けて準備を進めている真最中は、開業地選定や資金計画、内装の検討など、目に見えて大きい懸案事項にばかり気をとられてしまいがち。しかし実際にはついつい後回しにしていまいそうな細かな事柄についても逐一検討し、判断を下していかなければなりません。一見たいしたことのないように見える事案でも「適当に決めておけばいいや」とぞんざいに扱っていては、知らず知らずに不利益を被っているかもしれないのです。今回お伝えしていく福利厚生も、そんな“意外に重要”なものだと心得ましょう。<br />そもそも福利厚生とは何でしょうか。一般的には「使用者が、労働者やその家族の健康や生活の福祉を向上させるために行う諸施策」などと言われていますが、開業医の立場からもっと有り体に言えば「クリニックのスタッフに提供する給与以外の報酬」のこと。「働いてもらった分の給料はきちんと支払うのに、その上さらに報酬が必要なの?」と思われる先生もいらっしゃるでしょうが、この福利厚生を上手に活用できれば、クリニック経営の成功につながるかもしれないのです。
#労務管理 #マネジメント
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