私の大きな転機は1999年、入社5年目にして海外の生産拠点の立ち上げに携わったことでした。以来、一技術者から新事業開発のプロジェクトリーダーとなり、米国ベンチャーとの共同開発、社内の各開発部門を結びつけた新規事業開発を経験し、今は世界的にニーズの高まる医療分野を突き進んでいます。振り返れば、20年以上技術の最先端を走ってきましたが、それは私の好奇心旺盛な冒険心に、会社や上司が応えてくれたから実現できたと感謝しています。いま、私が若手社員たちに呼びかけるのは、外の世界に目を向けて自分を知り、新しいものを貪欲に吸収し、世界で通用する人になってほしいということです。私自身、四国で生まれ育ち、海外で同世代の技術者と関わる中で自分の強みや弱みを知り、成長の原動力に変えてきました。PHCは歴史や規模では安定した企業ですが、今まさに変革へのチャレンジに向かっています。将来を考えたとき、「安定か、挑戦か」で迷う学生も多いかもしれませんが、PHCはその両方を兼ね備えた会社です。私もまだまだ挑戦の真っ最中。数年後は新たな事業を手がけているかもしれません。あくなきチャレンジャーであり続けたい人、私たちと一緒に走りましょう。
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