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クリニック開業 医師 事務長 2022.04.21
職員がやる気になる未来の階段
医療従事者は、日々慌ただしく働いています。ここで日々単に繁忙な仕事をしているだけでは疲弊を生み、組織への執着をなくしてしまいます。職員の医療に対する使命感だけに依存するのではなく、夢をもって働いてもらうことで彼らが本来持っている力を発揮してもらえるよう組織運営しなければなりません。<br /> <br /> 院長をはじめとした幹部リーダーが、成果をあげるため、常に成功の物語(ストーリー)を語らなければならない理由です。
#マネジメント
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クリニック開業 医師 事務長 2022.03.17
クリニックの法人化は、医療法人以外の手も!MS法人の活用と留意点
クリニック開業を目指していたり、すでに開業されている先生のなかには、法人による経営を検討している方も多いと思います。しかし、医療法人の設立となると、いろいろな制約があり、躊躇される先生もいらっしゃるかもしれません。そこでこの記事では、法人化のメリットも享受できる「MS法人」の設立についてご紹介していきます。
#開業検討
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クリニック開業 医師 事務長 2022.03.09
医院経営に必要な資格は?開業医にとって持っていると有利な資格と取得方法を紹介
クリニックの開業に必要な資格は、医師免許です。実際には、開業する人が医師でなくても、医師または歯科医師の免許を持つ人が管理者として院長になれば、開業はできます。年齢制限もありません。<br> そのほかの資格は必須ではありませんが、あると役に立つ資格がいくつかあります。<br> 1つは、医師の専門性を示す「専門医」の資格です。2年間の「初期臨床研修」で基礎的な臨床能力を身につけた後、後期研修として専門医の資格取得を目的に後期研修を受けます。「初期臨床研修」を終えた9割の研修医が、「専攻医」を目指し、各病院が運営する専門医プログラムに参加しています。<br> ほかにも、クリニックを経営するのに役に立つ経営能力を身につける資格があります。医療機関の経営に関する資格はいくつか民間資格がありますが、クリニックの経営に特化したものは少なく、診療科や規模によって経営形態も違います。医療機関の経営について学び、資格を取得してもすぐ実践的に役立つとは限りませんが、経営能力を高めることは必要です。<br> そして、クリニックの施設管理者として必要な資格です。具体的な資格の例は、以下で解説します。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 事務長 2022.03.09
開業医が閉院する理由とは?閉院させないための対策を解説
帝国データバンクの調査によると、2021年度の医療機関(診療所・病院・歯科医院)の休廃業・解散は過去最高水準の567件となりました。その8割の471件が「診療所」の休廃業・解散で、前年に比べて14.6%も増えています。<br> 休廃業・解散で閉院するのは、倒産と違って借入金などの負債がなく、財務状況はまだ健全なうちに事業をやめるということです。<br> 閉院の代表的な理由として「後継者不足」が挙げられます。加えて、ここ数年は、比較的高齢の院長がコロナ対策の設備投資や人材確保の負担が大きいことを理由に閉院時期を早めているケースもあるようです。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2022.03.09
開業医の生涯年収は?診療科目や開業年齢別に紹介!
開業後の生涯年収はどのくらい見込めるのか、勤務医と比べてどのくらい増えるのか、気になる先生も多いと思います。生涯年収は、診療科や開業時期によっても違ってきます。新型コロナウイルス感染拡大や少子高齢化、診療報酬改定などの環境変化の影響は、診療科によっても違うようです。<br> 今回は、開業医と勤務医の生涯年収の違いとその根拠について解説します。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 2022.01.31
クリニック開業における物件選びのポイント
開業エリアを決めることは、開業準備の中でも開業コンセプトを決めることに次ぐ重要事項です。開業コンセプトを考えている時点ではまだ頭の中や紙の上のことですが、開業エリアを決める段階になると、がぜん具体的になってきます。いよいよ開業準備も本格的になります。<br> 開業エリアの候補地は、開業コンセプトによってある程度絞り込みます。大きく地域を絞り込むときに便利なのが、日本医師会の地域医療情報システム(JMAP)です。医師会会員が自地域の将来の医療や介護の提供体制について検討することを目的に作られていますが、誰でも無料で使うことができます。主な診療科別・二次医療圏別に年代別の人口推移や医療・介護ニーズの推移、人口10万人あたりの主な診療科の数とクリニック名が検索できます。<br> 医師の偏在でクリニックが不足するのは、過疎地だけではありません。首都圏でも東京への通勤圏の埼玉・千葉県には、診療科によっては都内と比べて人口あたりのクリニック数が少ない地域があります。例えば、埼玉県川口市は隣接する東京都北区に比べて、今後も医療需要の伸びが見込まれますが、2020年現在で人口10万人あたりの内科クリニック数は北区の6割に過ぎません。詳しい診療圏調査をコンサルタントに依頼する前にざっくり開業エリアを検討するのに利用されてはいかがでしょうか?
#開業検討 #開業地選定
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クリニック開業 医師 2022.01.31
開業医の初期費用は?医師の開業資金や年収相場などを解説
クリニック開業に必要な開業資金や開業後の収入については、クリニックのコンセプトによって大きく変わります。コンセプトとは、どんな医療方針でどんな患者にどのような治療を提供するかを決めることです。<br> クリニック開業に必要な初期費用の中でも大きな割合を占めるのは、クリニックの建物取得と医療機器に関する費用です。コンセプトによって開業地域と診療科も変われば、必要とされる医療機器やクリニックの必要面積も変わります。<br> 開業すると決めたら、医師としての視点だけでなく経営者の視点でじっくりコンセプトを検討し開業計画を立てることが成功の秘訣です。<br> 一般的な内科クリニックの開業に必要な開業資金について示します。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 2022.01.31
開業医は激務なのか?開業医の勤務事情
労働基準法では、労働時間を一日8時間、一週間40時間と定めています。勤務医が開業を決意した理由の多くに「長時間労働」「身体的・精神的不調」を挙げています。勤務医と開業医の労働時間の実態について紹介します。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2022.01.05
医師を辞めたい人は多い!過酷な労働環境を変えるには?
新型コロナ対応で医療従事者、特に医師の過重労働が社会問題となっています。<br> 医師がどのくらい過重労働なのか、その実態を知る前に、まずは「労働基準法」の規定を確認しましょう。<br> 労働基準法では、労働時間を1日8時間、1週間40時間と定め、休日についても毎週1日の休日付与を使用者の義務としています。時間外労働は、事前に労使で協定(36協定)を結んだ上で、⽉45時間・年360時間の上限が定められています。1月4週とすると1週の労働時間の上限は51時間ほどになります。<br> この労働時間の上限規制は、医療機関も医師を除き2020年4⽉1⽇から適用されています。医師については、医師法の応召義務を理由に現在は対象外です。<br><br> では、現状、医師の労働時間はどのくらいなのでしょうか?<br> 厚生労働省の2019年の調査によると、「病院・常勤勤務医」の場合、男性医師の41%、女性医師の28%は1週間の労働時間が60時間を超えています。
#開業検討
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クリニック開業 医師 事務長 2021.12.27
開業の成功率ってどのくらい?失敗しない経営のポイント
開業医の成功確率はどのくらいなのでしょうか。<br> クリニックの開業には、内装工事や医療機器の設備投資で多額の開業資金が必要です。失敗はしたくないですね。何をもって成功とするかは医師によって異なりますが、開業して地域の患者が集まり、クリニックの経営を続けられることが成功の目安の一つと言えるでしょう。実際に患者の増加とともに医療収益が増え、勤務医時代の収入を超えると、開業してよかったと成功を実感できますね。<br><br> 厚生労働省の調査(2019年実施)によると、勤務医の平均年収はおおよそ1,000万円から1,500万円です。それに対して、個人医院の院長収入は約2,400万円、医療法人の院長収入は約2,800万円です。勤務医の平均年収との単純比較はできませんが、ほとんどの開業医は勤務医の年収を大幅に超えていると言っていいでしょう。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.12.27
開業時に必要な資金はいくら?診療科目別に目安などを分かりやすく記載
クリニックの開業を検討している方や決意した方が、まず気になることは開業資金ではないでしょうか?クリニックの開業資金の目安は一概には言えず、開業の形態や診療科によって大きく変わります。<br> 一番影響が大きいのは、戸建てで開業するか、ビルのテナントとして開業するかです。戸建ての場合も土地を取得し建物を建てるのか、戸建て物件を定期借地もしくは賃貸契約で借りるのかで必要な資金は大きく変わります。<br> 二番目に影響が大きいのは、どこで開業するかです。開業する地域によって土地や賃貸物件の取得価格は大きく変わります。また、地域の人口の変化の状況により、必要な医療ニーズも異なります。<br> そして、三番目に影響があるのは、診療科と診療内容です。診療科と提供する診療内容によって、必要な医療機器やスタッフ配置が変わります。<br> 本記事では、開業するにあたって必要な開業資金について、具体的に解説します。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 事務長 2021.12.14
開業医の引退年齢は何歳が適切なのか?理想の引退とは
クリニックを開業した場合、何歳まで働くことができるでしょうか。勤務医と違い、クリニックの開業医には定年はありません。医師としての能力と健康状態が維持できれば、本人の意思次第で90代まで現役で働き続ける医師もいます。<br> 2018年の厚生労働省の資料「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、診療所開設者・法人代表者の平均年齢は61.7歳で、10年前(2008年)に比べて2.3歳高齢化しています。診療所開設者・法人代表者の年齢別割合(2018年)では、60〜69歳が35%、70歳以上が約21%となり、クリニック経営者の過半数は60歳を超えています。<br> 公立や民間病院の定年は65歳、もしくは60歳の定年からプラス5年継続雇用する「再雇用制度」が一般的のようですが、厚生労働省では65歳までの雇用確保(義務)に加えて、70歳までの定年延長を推進しています。<br> 後述の後継者探しの困難もあり、クリニック開業医の場合でも健康や環境が許す限り70歳までは現役で働く開業医が増えています。
#開業直後の悩み
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