-
クリニック開業 医師 事務長 2020.08.07
開院後3ヶ月が勝負の期間
長い準備期間を経てクリニック開院にこぎつけた時、先生方はきっと達成感で一杯になることでしょう。開業地の選定や資金の調達など、多くの課題を乗り越えて来たのですからそれは当然です。しかし、開業とは言うまでもなくゴールではなくスタート。クリニック経営という厳しい大海へ向けて船を漕ぎ出したわけですから、ここで満足して燃え尽きてしまってはスタッフも困ります。それに開業してからしばらく、とりわけ開院直後3ヶ月の間は新規クリニックにとって勝負所の期間だと言われています。経営者としては気を抜けないどころか、準備期間以上の努力が必要となるかもしれません。そこで今回のコラムは、なぜ開院後3ヶ月が重要なのか、というテーマでお伝えしていきます。今まさに独立のため悪戦苦闘している先生は「開業後のことまで気が回らない」と思われるかもしれません。ですがスタートダッシュの機を逸すれば、その影響は意外と長く続くもの。クリニックの明るい未来のためにも一読をお薦めします。
#開業直後の悩み
-
クリニック開業 医師 事務長 2020.08.07
モンスターペイシェント対処法
ここ最近メディアでもしばしば取り上げられ、私たちも耳にするようになった言葉に「モンスターペイシェント」という単語があります。医師や看護師に対して、理不尽なクレーム等、難癖を長時間繰り返す患者やその家族たちのことです。今、このコラムを読んでいる先生の中にも、遭遇経験をお持ちの方がいるのではないでしょうか。「待ち時間が長過ぎる」「もらった薬が効かなかった」「診察費が高い」など、まだ怒りの原因が理解できる不満ならともかく、診察順を守らない・看護師にセクシャルハラスメントをはたらく・診察料を払わない・悪態をつき暴力をふるう、など著しくモラルの欠けた振る舞いをする患者は、クリニックに深刻なダメージを与えかねません。警備員のいるような大病院ならともかく、小規模なクリニックはモンスターペイシェントにどのように対処していけばいいのでしょうか。
#開業直後の悩み
-
クリニック開業 医師 事務長 2020.08.07
ピンチを乗り切る増患対策
先生がご自身のクリニックをオープンしたとします。ほどなく経営は波に乗り、数年後には院長としての自信もついてきました。しかしどうも最近、患者が減ってきた様子。さあ、「再び患者を集めるにはどうするべきか?」というのが今回のテーマです。クリニックを構えて何年経とうとも、患者の極端に少ない日々が続くことは恐怖以外の何ものでもありません。「来月も再来月もこのままだったらどうしよう?」「家賃や給料など月々の支払いは待ってくれないし…」といった不安がジワジワと胸に影を落としていくさまは、勤務医時代には味わうことのない心境でしょう。すぐさま手を打ち憂鬱な気持ちを消し去りたいところですが、こんな時ほど要注意。「一刻も早く増患を!」と焦燥感に駆られるあまり、見当違いの対策を選びがちなためです。まずは状況を冷静に判断し、患者が減った原因がどこにあるのかを分析することが大切です。その際、「患者数減少の理由には外部要因と内部要因がある」ということを予備知識として持っておくと、原因の追求と対策がスピーディーに行えるでしょう。
#開業直後の悩み #事業計画
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
設計・建築業者との意見交換は積極的に
開業準備を進めるにあたっては、設計・建築業者との打ち合わせがかなりの回数で必要になってきます。その場合に重要となってくるのが、ご自身の考えや不満などを最初からきちんと伝える姿勢です。たしかに相手はその道のプロですから、「自分が見当はずれのことを言っていたら恥ずかしい」「まかせておけば上手いことやってくれるだろう」との思いから、明確な意思表示をするタイミングは遅れがちになってしまうもの。「試しに図面を書いてもらってから」「概算の見積りをつくってもらってから」と、受け身でアクションを起こす展開になりやすいのです。<br />ですがクリニックの設計や内装工事は、開業準備において最大級のお金と時間をかける部分です。きっかけはちょっとした行き違いだったとしても、万一トラブルにつながったときは大きな損失となり得ます。「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、早め早めにご自身の要望をぶつけておく必要があります。準備段階で思い描いていたイメージと、完成後の実際のクリニックとのギャップを最小限にするためにも、業者とのコミュニケーションは主導権を持って行わなければなりません。
#開業検討 #内装・設計
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
クリニックの設計・施工のポイントは待合室とトイレ
「クリニックは自分の理想を追求した設計にしたい!」という意気込みは、開業を検討なさっている先生ならお持ちでしょう。苦労して一国一城の主となるわけですから、そのお気持ちは当然です。ですが経営的側面から見ると、クリニックは患者さんのための施設でもあります。訪れる人が安心して診察を受けられる、快適な空間づくりを念頭において、設計の基本構想を固めていきましょう。では具体的にどこに気を配れば、クリニックを安心・快適だと思ってもらえるのでしょうか。もちろん患者さんの男女比・年齢構成によって多少の違いはありますが、どんな場合でも「ここだけは」と優先すべき場所があります。それは、診察室でも処置室でもなく、待合室。リラックスできるようゆったりしたスペースを確保し、柔らかい光と暖かみのある色調でまとめることが肝心です。待合室全体が見渡せる位置に、オープンカウンターの受付を設置するのも良いアイデア。コミュニケーションがとりやすく、患者さんの安心に繋がるでしょう。なにしろ待合室は、外来患者が一番多くの時間を過ごす空間。ご自身が患者になったつもりで、心地よさを考えてみて下さい。
#開業検討 #事業計画 #内装・設計
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
クリニックに導入する医療機器選定の勘どころ
先生方もご存知の通り、医療機器の進歩は日進月歩の様相を呈しており、新しい技術を駆使した製品が次々とリリースされています。今まで少々不満を覚えていた機能や使い勝手が解消されるとなれば、開業の暁には「自分のクリニックに最新型を導入したい」と思われるのは当然のこと。しかし、決して少なくないコストがかかるものですから、“最新・最高スペックであるか否か”だけの判断基準で選定すべきではありません。借入やリースを利用するなら固定費として毎月の負担になってくるのでなおさらです。そこで今回は、医療機器を賢く選定するためのポイントをお伝えします。もちろん診療科目によって必要な機器は異なりますが、選定の基本的な考え方自体はそう変わるものではありません。以下の要点を抑えて、無駄のない医療機器導入を実現しましょう。
#開業検討 #機器選定ポイント
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
クリニック開業の資金調達は?銀行からの借入!融資を受けるポイントも解説
開業するにあたってクリアすべき諸問題のうち、もっとも解決への道しるべが見えづらいもの、それが開業資金の調達ではないでしょうか。自己資金だけでクリニックを開業できるほど蓄えがあれば「どうやってお金を工面しよう?!」などと頭を悩ませる必要はありませんが、そんな恵まれた先生はおそらくごく少数派。一昔前までなら勤務医でも結構な額の給与収入があり、余裕を持って蓄財できた医師もそう珍しくはなかったものの、今は時代が違います。実際、自己資金100%でのクリニック開業は現在ほとんど見られません。「資金が足りないときいかにして調達するか、どこに頼ればいいのか」という課題は、開業を志すほぼすべての先生に共通する悩みなのです。そこで今回のコラムでは、クリニック開業時に利用できる主な資金調達先をそれぞれのメリット・デメリットとともに紹介していきます。
#開業検討 #事業計画
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
クリニックの開業資金はどのくらい必要?初期投資と運転資金
開業を考えたことのある先生であれば、どのくらいの資金があれば開業ができるのか気になるところ。今回は、クリニック開業時に必要となる資金の目安をを紹介します。基本的な枠組みをしっかりと整理して、間違いのない事業計画たてましょう。
#開業検討 #事業計画
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
やりがいもありニーズも高い在宅医療・診療のメリットやリスクは?
「どこに住んでいても、その人にとって適切な医療・介護サービスが受けられる社会」を実現するために、在宅医療へのニーズがますます高まっています。今回は在宅医療・診療のメリットやリスクについて解説します。
#訪問診療
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
失敗しない!クリニックに患者を呼ぶ待合室の内装・デザイン・インテリア
待合室を快適な空間にしておくことは非常に重要です。“患者を呼べる待合室”の作り方についてお伝えします。
#開業検討 #内装・設計
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
初期費用が抑えられる建て貸しクリニック開業
今回は、昨今注目を集めつつある「建て貸し」での開業について、メリットと気をつけるべきポイントをお伝えします。
#開業検討 #開業地選定 #事業計画
-
クリニック開業 医師 2020.08.07
失敗しない開業場所の選定ポイント①
長い目でクリニック経営を見たとき、「クリニックをどこに構えるか」という課題は、「クリニックの外観をどうするか」という課題よりも切実です。開業地選びは「開業準備期間中のヤマ場」と言えるほど重要な一大事。そこで今回は、開業地選びをスムーズに進めるポイントを、2回に分けて紹介していきます。
#開業検討 #開業地選定 #事業計画
- PHC株式会社
- PHCメディコムTOP
- メディコムパークTOP
- カテゴリ別コラム一覧