医療従事者がクラウドサービスに期待していること。
地図やスケジュールなど、私たちの生活は様々なクラウドサービスに支えられています。
医療においても、医療従事者の利便性を求めてクラウド化への動きが急速に進んでいますが、「クラウド化」することでどのようなメリットを期待されているのでしょうか。大きく分けて4つのポイントが考えられます。

導入を考えると「クラウド化」するには不安が大きい。
従来のクラウド型電子カルテや電子薬歴は、クラウドサーバーのみで動作させるため、インターネット接続が切断されると業務の継続が不可能になるだけでなく、利用端末側のブラウザの条件や通信環境によって、操作や作業スピードに制限が生じるなどの課題があります。

サービス全体をクラウド型にする必要は
あるのでしょうか?
クラウド型とハイブリット型、それぞれの特長は?
クラウド型の仕組みとメリット
クラウド(クラウドコンピューティング)は、インターネット上の企業が運営するサーバ群を雲に見立てて表現した言葉です。クラウドサービスの代表的なものは、企業が運営するサーバ群で稼働するシステムを利用者側で導入するのではなく、ネットワーク経由で利用者がサービスとして利用できる仕組みです。クラウドのメリットとしては一般的に、ソフトウェアを保有するのではなくサービスを利用するため、全体的な「コストの低下」が期待できます。また、外部のサーバを利用することから「災害時のバックアップ」としても有効でしょう。さらに、ネットがつながればどこでもサービスの利用ができる「モバイル性」や、端末やOSの依存も少ないこともメリットです。
ハイブリッド型の仕組みとメリット
クラウドサーバと院内サーバ(オンプレミス)を組み合わせた仕組みを「ハイブリット型」と呼びます。クラウドは非常に便利なサービスですが、インターネットの不具合時に利用ができなくなるというデメリットがあります。そのデメリットを補完するのがハイブリット型です。ハイブリット型であれば、インターネットのトラブルにも対応できるため、医療機関の業務システムなど、絶対に止めてはいけないシステムの場合、システムを止めずに利用することが可能です。安心安全のシステム利用が実現できます。
安全・信頼はそのままに、利用環境に合わせた
クラウド対応ソリューション。
メディコムは、オンプレミス型運用を融合させたハイブリッド型電子カルテシステム※1で、通常時は医療施設内サーバーを利用することでスピーディに操作を行い、施設内サーバー障害時にはクラウド上のアプリケーションに切り替えることを可能とし、医療従事者が使いやすいクラウド提供を行いました。
※1 パテント出願中
操作性の自由度とスピード維持
お客様のニーズに合った操作画面のカスタマイズが可能です。また、通常時はオンプレミス※2でのスピード感ある操作が継続できるのでスムーズなカルテ作成を維持できます。
※2 サーバーやソフトウェアなどの情報システムを、
使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用すること

障害発生時に簡単なボタン操作で
クラウドのサーバに切替
通常時は施設内サーバーにより、通信環境やブラウザの影響を受けずにスピーディーに業務を遂行でき、万一、施設内サーバーに障害が発生した場合には、クラウドサーバーへ運用を切り替えることで、患者さんへの医療サービスの継続が可能です。
最新の医療データが通常クラウド上に複製保存されるだけでなく、状況に合わせて適切なサーバーによる運用を選択できます。

Medicom Cloudの導入検討から実際の導入運用までの流れ
ヒアリング
すでにメディコムをご導入されている医療機関様
現在サポートを行っている代理店までご連絡いただくか、こちらをクリック、弊社経由になりますが代理店から改めてご連絡させていただきます。
新規開業時、他社製品からの買い替えをご検討の医療機関様
こちらをクリック、開業地区最寄りの代理店をご紹介させていただきます。
弊社代理店からご連絡させていただき、ご希望をお伺いさせていただきます。
ご提案
代理店より、ご提案をさせていただきます。代理店によるヒアリング結果をもとにお客様個別のご提案をさせていただきます。ご提案内容のご説明とお見積りは代理店より行います。
ご契約後の導入作業
具体的には設定作業、新システムの操作指導を行います。お客様とお打ち合わせ後に設定作業、操作指導を行います。
運用開始
新システムでの運用を開始いただきます。
運用開始後
代理店担当インストラクターと電話、FAXやリモート環境を利用したお問い合わせについてのご対応を行います。安心して運用を行っていただけるように代理店インストラクターが支援させていただきます。
業務効率と機動力を向上
クラウド上に、薬歴データを保存し同期することで、“タブレットひとつで薬局内・薬局外のどちらでも薬歴の参照・入力”が可能となります。
紙薬歴に比べて、大幅に業務負担を軽減し、薬剤師の行動範囲も大きく拡がります。

スマートなタブレットと
機能豊富なPCを使い分け
タブレット側では、かんたんな操作で初回アンケートから服薬指導、薬歴承認まで完結できます。
PC側は、“業務効率を改善するシンプルモデル”と、“患者リピート率を向上するハイスペックモデル”の2つの電子薬歴システムを取り揃えており、日々の業務を強力にサポートします。
