《ここがポイント!》
- 厚労省の「社会保障に関する意識調査」で、介護保険の「趣味やレクリエーション活動支援」は私的サービスでまかなうべきとの意見が44.5%と、公的サービス派の37.7%を上回った。「寝具の丸洗い・乾燥」も私的40.9%、公的41.4%とほぼ同等。
- 一方、「福祉用具の購入や貸与」は71.9%が公的サービスを望み、「外出支援」「生活援助」も60%以上が公的サービスを支持。調査は全国1万493人対象で7,128人が回答。
~令和4年社会保障に関する意識調査結果について(8/27)《厚生労働省》~
介護保険の対象となっている「趣味やレクリエーション活動などの支援サービス」について、公的サービスとして提供するより私的サービス(自己負担)でまかなうべきと考える人の方が多いことが厚生労働省の「社会保障に関する意識調査」で分かった。「寝具の丸洗い・乾燥」も公的と私的サービスがほぼ同じだった(資料P16参照)。
社会保障に関する意識調査は、厚労省が国民生活基礎調査と同時に実施している。2022年の調査は7月14日に全国の1万493人を対象に行い、20代以上の男女7,128人が回答した(資料P5参照)(資料P6参照)。
「趣味やレクリエーション活動などの支援サービス」について、44.5%の人が「私的サービスでまかなうべき」「どちらかといえば私的サービスでまかなうべき」のいずれかを回答。公的サービスとして望む人は37.7%にとどまった。「寝具の丸洗い・乾燥」も、40.9%が私的サービスでまかなうべきだとし、公的サービスの41.4%とほぼ同等だった(資料P16参照)。
一方、公的サービスでの提供を望む人が多かったのは「福祉用具の購入や貸与」で、全体の71.9%を占めた。内訳は、「どちらかといえば公的サービスで提供すべき」が55.3%、「負担が増えても公的サービスを充実すべき」が16.6%。
ほかにも、「外出の手伝いや送迎・移送サービス」(60.1%)や「生活援助」(60.0%)、「介護予防」(51.4%)、「配食サービス」(49.2%)などで、公的サービスの提供を望む人が多かった。
(資料公表日 2024-08-27/MC plus Daily)
資料:令和4年 社会保障に関する意識調査報告書 ~社会保障における公的・私的サービス~
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