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プレスリリース:「2011年度農芸化学技術賞」を共同受賞

2011年5月6日
パナソニック ヘルスケア株式会社

糖尿病患者の血糖値自己管理に貢献 「2011年度農芸化学技術賞」を共同受賞
血液中の測定妨害物質の影響を受けない血糖値測定センサに高評価

パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:愛媛県東温市、代表取締役社長:山根 健司)は、このたび、池田糖化工業株式会社と共同で、社団法人日本農芸化学会※より、「2011年度農芸化学技術賞」を受賞しました。

「農芸化学技術賞」は、農芸化学の分野において注目すべき実用的価値のある、技術的業績をあげた会員に授与されるものです。今回の受賞は、糖尿病患者が自分の血糖値を把握し、体調をコントロールするために利用する血糖値測定システムにおいて、他社に先駆けて血液中の測定妨害物質の影響を受けない新型酵素の開発を行い、簡便で正確かつ迅速に自身の血糖値を測定可能な血糖値測定センサを実用化した技術的業績が高く評価されました。

当社では、この技術を用いた血糖値測定センサを松山地区、脇町地区で生産しており、今後の需要拡大に備えて、2012年度には生産能力を2割増強していきます。

当社は、今後も先進国の医療費削減、新興国の医療普及・衛生向上などの社会課題の解決に貢献し、世界中のより多くの人々に手が届く「アフォーダブル・ヘルスケア」を実現してまいります。

受賞概要

受賞名 2011年度農芸化学技術賞
受賞者 パナソニック ヘルスケア株式会社 中南 貴裕、中山 潤子
池田糖化工業株式会社 小村 啓悟、眞田 浩一
業績論文表題 FADグルコース脱水素酵素の発見と、それを応用した新規血糖値センサの開発
授賞式日程 2011年5月6日(金)

※社団法人日本農芸化学会
農芸化学の進歩を図り、それを通じて科学、技術、文化の発展に寄与することを目的として、1924年に設立された学術団体です。バイオサイエンス・バイオテクノロジーを中心とする多彩な領域の研究者、技術者、学生、団体等によって構成され、創立70周年を迎えた1994年を契機に、さらに一層の展開を図るべく、国際活動の推進、国際学術集会開催の積極的支援を実現し、実用性と応用性を基盤とする農芸化学の重要性を広く紹介しています。
URL:http://www.jsbba.or.jp/

以上

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