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児玉経堂病院様(東京都世田谷区)

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(写真左から)院長宮本 隆司 様

会長 看護部長児玉 慶隆 様 花田 明美 様

診療科目
内科:循環器、消化器、呼吸器、腎臓泌尿器、糖尿病、甲状腺、内分泌
外科:心臓、血管、消化器、呼吸器、下肢静脈瘤健診科、整形外科、形成外科、心療内科、リハビリテーション科

※本内容は公開日時点の情報です

目 次

展示会で実際に操作し「これはいい」と直感

「5年後、10年後の療養型病院のあるべき姿を構想し、現状のままで成り立つのだろうか」―。宮本院長は院長に就任した2021年1月頃から電子カルテの導入の検討を始めました。小規模医療機関では、看護師がクラーク業務を兼務することが少なくありません。当時は、紙カルテを使用し、60歳代や70歳代を含む看護師がメッセンジャーのように院内の上下階を行き来しており、「課題を感じていました」と宮本院長は語ります。経営の側面から児玉会長も、診療報酬のデータ提出加算が療養病床にも広がる中、「いつかは電子カルテに移行しなければならない局面が来ることが念頭にありました」と話します。ただ、宮本院長は「大学病院などで使用してきた電子カルテは療養型病院にはオーバースペックで、導入したいと思い浮かぶ製品はなかった」と話し、模索していました。

そうしたおり、医療機器の展示会に出向き、初めて知ったのが「Medicom-CK」でした。PHCメディコムのブースで実際に操作し、「思わず『これはいいや!』と声に出した」ほど、直感的な手応えがあったと言います。

「当初、私の中では2年後の導入を見込んでいました」(宮本院長)が、PHCメディコムから東京都補助金事業の活用の紹介を受けて導入を決断。児玉会長は「『Medicom-CK』だからこそ半年で稼働に漕ぎつけることができたのではないか」と分析し、「導入費用も抑えることができました」と同社の手厚い支援と実務能力の高さを評価しています。

〝展示会で実際に操作し「これはいい」と直感

急性期とは全く違うコンパクトさを評価

「『Medicom-CK』は急性期病院の電子カルテとは全く違う」―。大規模病院での勤務経験を踏まえ宮本院長と花田看護部長は口をそろえて強調します。宮本院長は「一つの画面ですべての記録を閲覧できるので、一度画面を開けば、閉じることなくコンテンツを見られるコンパクトさがいい。機能が厳選されており、クリックするバナーの数も4、5ヵ所程度とわかりやすい」と使い勝手の良さを評価します。花田看護部長も「皆がとっつきやすく、使いやすい」ことをポイントに挙げます。特に同院に在籍する看護師約60人のうち8割が電子カルテ未経験者だったことから、「『Medicom-CK』でなければ長続きしなかったのではないか」と振り返ります。

導入に当たっては、看護師長のほかに指導役となるリーダーを病棟に配置して日々の業務の中での課題対応に当たるとともに院内にシステム委員会を立ち上げ、毎月2、3回開きました。「システム導入によってどのようなことが起きるのか、何が必要なのか、一つひとつイメージできるように説明しました。各個人の理解を〝点〟とした場合、それを〝線〟にしていくことが私の役割でした」と花田看護部長。委員会にはPHCメディコムの担当者にも参加してもらい、「他の病院ではどうですか」などと質疑を重ね、同社の担当者と二人三脚で、一つひとつ課題を解決していきました。「時には厳しいことも要望しましたが、担当者のサポートがなければ、委員会は成り立たなかったと思います」と労います。

急性期とは全く違うコンパクトさを評価

テンプレート化で長文記載項目を削減

宮本院長は「Medicom-CK」を選択した最大の理由に「メンテナンス性が高いこと」を挙げます。療養病院は医療行為等が限定されるため、機能をそぎ落としていく一方、自院にマッチするようにコンテンツをテンプレート化して追加していきました。「合理化のために電子カルテを導入しているのに、紙カルテのように長文を記載するのはおかしい。文章化はやめよう」と提言してテンプレート化を推進したのです。

テンプレート化と合わせて医療クラークやリハビリ担当職員らも含めて皆で指示を出せるようにし、最終的には医師の確認の下に業務が進むように改善しました。

テンプレートの作成に当たっては「大分わがまま言ってお願いしました。おそらく他の病院にはないひな型がたくさんあるのではないか」と話します。この取組みで看護師による記録は、多くがクリック1つで対応できるようになり、長文を書く機会は減り、医師の記載も減り、業務効率化につながりました。

テンプレート化で長文記載項目を削減

看護師1人当たり6工程削減し業務負担を軽減

「一番のメリットは患者さんの情報を迅速に共有できること」と花田看護部長は話します。児玉会長も「動線が簡素化されて人の動く距離が短縮されるとともに記録する紙がずいぶんと減りました」と実感しています。

例えば、「これまではドクターに電話して所在を探し、そこに指示をもらいにいかなければなりませんでした」と花田看護部長。「現在は即座に指示をいただけるので、看護師も安心でき、患者にとっても有益です」と医療安全の面での効果も指摘します。さらに、点滴などの薬剤の指示では、「薬剤部に情報が飛ぶので、すぐに準備をしてもらえるため、これまでのように行ったり来たりしなくてもよく、動線は本当に短くなった」と話します。これにより1人当たり概ね6工程の削減につながると推計しており、大幅な省力化と効率化が実現しました。

宮本院長も「医師は病棟の指示を外来でできますし、その逆もできます。電子カルテを知っている人にとっては当たり前の世界ですが、初めて電子カルテに接した看護師は大幅な業務負担軽減の効果を実感しているのではないか」と手応えを感じています。

働き方改革にもつながっています。宮本院長は「当院は病棟、栄養科、薬剤科、リハビリテーション科がメインで、取り扱う情報も概ね似ています。そのため患者さんの急変がなければ、電子カルテによる日常業務がパターン化されるため、1-2ヶ月程度で慣れてきました」。入力スピードも速くなり、その結果、導入直後は午後6時だった帰宅時間が午後5時30分にまで短縮されています。

さらに「新規採用に当たって電子カルテの導入が武器になった」と児玉会長。同院は増床に伴い新人の採用を計画していましたが、宮本院長は「紙カルテのままだったら新人は来なかったでしょう。研修医も電子カルテがあるのが当たり前の時代なので、受けはいい」と明かします。

採用後も「電子カルテシステムを構築する中で病院の方針を新人職員とすり合わせることもできました」と児玉会長は副産物的効果も指摘します。さらに宮本院長は「パソコンなどに日ごろからなじんできた若年世代が上の世代に教えて話し合う雰囲気も生まれました」と、次世代の成長と活躍を予感させる働きやすい環境の創出に期待を寄せています。

今後の展開について児玉会長は、「今回の補助金の取得に当たって東京都の医療ネットワーク構想に参画していくことになるので、将来的には近隣の医療機関との情報のやり取りを行い、さらに地域に根差した療養病院の方向性に持っていければと思います」と抱負を語りました。

花田看護部長は「次の段階は今回導入した看護計画機能を実践で生かし、より一層看護の充実につなげていきたい」と気を引き締めます。宮本院長は「さらに効率化するために、電子カルテシステムを応用して動線管理、検査予定表などもイメージできるように、一日の流れを〝見える化〟する機能を当院にも有効活用していく」と、今後もあるべき療養型病院を目指してシステムを使いこなしていく方針を示しました。

社会福祉法人 児玉新生会 児玉経堂病院

住所:東京都世田谷区経堂 2-5-21
開設年月:1924年(大正13年)8月
病床数:療養病床109床
診療科目
内科:循環器、消化器、呼吸器、腎臓泌尿器、糖尿病、甲状腺、内分泌
外科:心臓、血管、消化器、呼吸器、下肢静脈瘤健診科、整形外科、形成外科、心療内科、リハビリテーション科

CKシリーズ(電子カルテ)の
導入事例

導入製品のご紹介

CKシリーズ
(電子カルテ)

一般・療養型中小規模病院に必要な機能・システムを厳選。シンプルで使いやすい操作性、中小規模病院に特化した機能性、短期間で納入可能なパフォーマンスが特徴です。
また、院内外のコミュニケーションを円滑にし、チーム一体の医療だけでなく、法人グループ内の連携はもちろん、地域連携にも貢献します。

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