PHC株式会社

CASE STUDIES 導入事例「保険薬局編」

ほなみ薬局本店様 (青森県十和田市)

株式会社ほなみ薬局

株式会社ほなみ薬局 薬剤師・マネージャー

川上 一止郎 先生

薬歴記載に必要な事項を“もれなくチェック”
「業務の効率化や服薬指導の充実」に大きく貢献

導入商品:PharnesIII-MX

健康相談よろず処。ほなみ薬局本店の入口上部に掲げられた看板に、同店の理念が手書き文字で示されています。筆を執ったのは、同店を運営する株式会社ほなみ薬局で薬剤師・マネージャーを務める川上一止郎先生です。薬剤師の父と薬種商(現・登録販売者)の資格を有する母のもと、薬局に隣接する自宅で育ったとのこと。他県の相談薬局などで調剤やOTC薬の取り扱い、健康相談の経験を積んだ川上先生は、11年前に故郷である十和田市に戻り、両親が育てた薬局を牽(けん)引。川上先生の姉、弟も薬剤師の道を歩んでいます。
「『ほなみ薬局に調剤や健康に関する相談をすべて任せたい』と来局してくださるお客様・患者様が非常に多く、両親が長年にわたって地域の方々と築いてきた信頼関係の重要性を日々実感しています。薬局は単に調剤を行うだけでなく、地域の方々が元気で長生きできるようにサポートすることが本来のあり方。

そうした両親から受け継いだ理念を踏まえ、地域包括ケアシステムの中で求められる薬局・薬剤師の機能をさらに付加していくことが、私の役割だと考えています」
川上先生は、“健康相談よろず処”という文字に込めた思いをこう話します。ほなみ薬局本店が、こうした理念を推進し、また業務の効率化や服薬指導の充実、レセプト請求における利便性を図るために、「PharnesIII-MX」の導入を決断したのは2014年のことでした。その結果、業務の流れが非常にスムーズになり、労力の軽減、時間の短縮、服薬指導の充実につながった、と川上先生。「画面の視認性の高さ」「直感的な操作のしやすさ」「統計情報の取りやすさ」を高く評価するとともに、薬歴記載に必要な事項をもれなくチェックできるため、「業務の効率化や服薬指導の充実」に大きく貢献している、と川上先生は感じています。

パッと見て画面内容が分かりやすく、操作性もストレスがなく快適

「PharnesIII-MX」導入のメリット

労力軽減と時間の短縮につながる
医薬品の在庫確認に役立つ「長期投薬患者の来局予測機能」

■導入の決め手
3つの候補を検討し、デモ体験しました。「比べてみると、画面が見やすく、操作しやすいと感じたのが『PharnesIII-MX』でした。例えば、今回処方と過去薬歴で変わった部分が色分け表示されるなど、パッと見て分かりやすい。また、カスタマイズできるのも有用性が高いと思いました」と川上先生。
総合的に選ぶならメディコムのシステムがいい、という友人薬剤師のアドバイスに背中を押され、「PharnesIII-MX」の導入を決定したそうです。

■薬局業務の効率化
同薬局における業務の流れは、まず受付で処方せん内容を入力。2次元コードが付いた処方せんであれば、オプションの2次元コード入力ソフトを用いれば自動転記されるため、業務の効率化が進んだとのこと。その後、「PharnesIII-MX」で確認しながら患者情報を収集して処方鑑査を行い、プリントアウトした調剤録と処方せんを参照しつつ薬剤をピックアップ。調剤鑑査後は「PharnesIII-MX」を参照して服薬指導を行います。この一連の流れが、非常にスムーズになり、労力の軽減、時間の短縮、服薬指導の充実につながっているそうです。「操作性は快適。直感的に操作できるので、ストレスがありません」

■機能、データベース
機能面においても、川上先生は「PharnesIII-MX」を高く評価しています。
「初回/再来テンプレートがあり、これを用いれば新規来局時のアンケートから再来時の確認まで、薬歴に記載が必要な事項をもれなく記録していけます。鑑査情報欄で相互作用や副作用などのチェック結果や添付文書の改訂情報等が表示されるのもいいですね。“もれなくチェックできる”ことは薬剤師の精神的負担の軽減のみならず、患者様の安全に大きく寄与します」
データベースでは、「一般名データベース」「添付文書PDFデータベース」「OTC添付文書PDFデータベース」「後発医薬品情報データベース」が有用だとし、これらの更新もスピーディーだと評価しています。

■薬局経営サポート機能
選択メニューでは、「長期投薬患者の来局予測機能」が医薬品の在庫確認に役立ちます。また、薬局の予定を入力できるカレンダー、プログラムやデータベースの配信、月別や年代別の患者数・調剤点数なども確認できます。
「薬局経営をサポートする豊富な帳票類が搭載されており、売り上げやその傾向などが簡単に分かるのも便利です」
また川上先生は、サポート体制のきめ細かさも高く評価しています。「導入前から丁寧なフォローがあり、導入初日も店内でサポートしてくれました」
将来的には在宅訪問服薬指導にも活用したい、と川上先生は話しています。

長期投薬患者の来局予測機能

「PharnesIII-MX」を活用しながら、「かかりつけ薬局」としての信頼性向上を目指す

青森県十和田市で親子2代にわたって地域住民の健康をサポートしている「ほなみ薬局本店」では2014年6月、保険薬局用電子薬歴システム「PharnesIII-MX」を導入しました。操作性、処方比較画面の見やすさ、経営サポート機能の利便性などを高く評価。「PharnesIII-MX」を活用し、より信頼される「かかりつけ薬局」を目指しています。

取材日:2016年4月

ほなみ薬局職員集合写真

ほなみ薬局本店

ほなみ薬局外観

職員:常勤薬剤師1名、非常勤薬剤師1名、医療事務1名
青森県十和田市穂並町10-3

地域密着型保険薬局の果たすべき役割

“日本一の短命県”という青森の状況を改善するため
きめ細かい生活指導や薬剤選択に努めていきたい

株式会社ほなみ薬局 川上 一止郎 先生

「青森県では、地域住民の健康増進が重要な課題」。厚生労働省が公表した2010年の統計(都道府県別生命表)によると、青森県の平均寿命は男性77.28歳、女性85.34歳で全国最下位。食塩摂取量が多く、飲酒習慣者率も高いのです。
「青森は“日本一の短命県”という状況を改善する必要がありますが、例えば食事に関して、あれもダメ、これもダメと指導するだけでは、長続きしません。塩分だけで、バランスのよい食事を摂っていただくようにアドバイスしています」
同薬局では、こうした食事のアドバイスに加え、どこでも誰でもいつでもできる運動などを提案し、“健康貯蓄”の重要性を啓発。OTC薬の充実にも取り組んでいる。川上先生は今後も「お客様・患者様の話をじっくりお聞きして、ライフスタイルや体質、健康レベルに合った生活指導、薬剤選択に努めていきたい」としています。