2020年度:2020年4月1日~2021年3月31日
環境重点テーマの取り組み
目 標 |
成 果 |
CO2排出量2019年度比3.5%以上削減 |
4.4%削減し、目標を達成 |
工業用水の使用量2019年度比20%以上削減 |
23%削減し、目標を達成 |
環境法規・規制の100%遵守 |
適用されるすべての法規を遵守(100%)し、目標を達成 |
環境方針
環境へのコミットメント
PHCインドネシア株式会社(PHCI)は、PHCグループの環境基本方針に則り、環境と経営の継続的な両立を目指し、環境保護活動に取り組んでいます。将来世代に美しい地球環境を残すため、PHCIの全従業員が環境保護活動の重要性を認識し、取り組みの推進に努めます。
環境方針の声明
PHCIは、地球環境の保護と改善に貢献する企業責任を認識し、PHCグループの環境基本方針に則り、環境保護に貢献していきます。
「公害の防止、規制遵守、および環境に配慮したビジネスの実践を継続的に改善していくことで、環境保護に貢献していきます!」
私たちは、製品や製造過程、およびサービスの環境負荷を最小限にするよう継続的に努力し、天然資源の使用を節約し、環境に対する責任について従業員の理解を高めます。これらの目標を達成するために、以下のことを行います。
- ISO 14001:2004に準拠した環境経営制度の制定
- 単体としての認定を得て、当社の環境経営制度の国際的な認知を維持する
- 当社の環境経営制度が、私たちの製品や製造過程、およびサービスの環境負荷に対して適正であるようにする
- 適用されるすべての法規基準に加え、企業経営において求められるその他の規範や慣習を自主的に遵守する
- 継続的に環境経営を改善し、私たちの製品や製造過程、およびサービスに起因する環境公害を予防する
- 事業計画活動の一環として、適切な環境目標を設定し、定期的に見直す
- 「環境経営マニュアル」(EMM)およびその根拠となる環境基準に基づく実践を通じて、年間環境目標を達成または上回るようにする
この方針声明は、PHCIで働く全社員に配布されるほか、関心のある団体や一般市民へも配布します。
環境負荷削減の取り組み事例
バイオメディカ製品は、機種数と生産量が増加しており、環境負荷が増大しています。生産に使用される化学物質の中には有害物質に分類されるものもあり、廃棄物の増加につながります。従って、環境汚染を防止するためには以下のステップで適切な管理を開始なければなりません。
- 廃棄物の種類とその量の特定
- 適切な管理(取り扱い、保管、廃棄)の決定
- 必要に応じた支援設備の準備
- 法規制の順守状況の確認
- 手順の作成とトレーニングの実施

空ドラム缶の搬出前処理
環境コミュニケーション事例
環境パフォーマンスデータ報告書
外部の第三者に向けたコミュニケーションは、規制当局へ環境パフォーマンスデータを報告することで実施しています。これは規制遵守活動の一環で、年に2回行っています。この報告書では、大気排出の質、排水の質、騒音レベル、産業廃棄物の量、およびこれらのパラメーターの管理システムを記載しています。
緊急事態への準備と対応
考え方と訓練計画
毎年、緊急事態への準備と対応の計画を見直しています。施設の改善のほか、従業員の緊急事態対応に対する認識を高めるために、定期的に緊急事態対応の訓練を実施しています。コロナ禍を考慮して、全社員を対象とした避難訓練など、多くの人が関わる活動を中止しています。
緊急対応設備の内、改善が必要だったのは火災報知システムでした。このシステムは設置されてから25年以上が経過しているため、時折、誤作動が発生していました。改善策として、熱・煙感知器と警報パネルの交換、新たな配線の敷設を行いました。
警備員による漏出対策訓練
CO2 排出量 (PHCI)
廃棄物・有価発生物 (PHCI)