PHC株式会社

CASE STUDIES 導入事例「病院編」

朝山病院様 (静岡県浜松市)

  • 精神科
  • 神経科
  • 心療内科

精神科に特化した電子カルテシステムを導入。
提出書類作成の効率化と、スタッフ間の迅速な情報共有を実現。

導入商品:Medicom-MC/XN,Plissimo EX,Live

精神科病院では、医師が作成しなければならない書類が数多くあり、手書きでは非常に手間のかかる作業となっています。また、医師、看護師、コメディカルなど医療スタッフの数も多く、患者情報の共有に手間がかかるという課題も見受けられます。静岡県浜松市の朝山病院では、こうした課題の解決、医療業務の効率化を目指して、メディコムの医事システム「Medicom-MC/XN」、メディコムの医用画像ファイリングシステム(PACS)「Plissimo EX」、電子カルテシステム「Live」を導入。それらを連携させることで、医療スタッフ同士が一体となった、効率の良いチーム医療体制を確立しています。

システム導入の経緯

デモをひと目見て気に入った電子カルテシステム

朝山病院では、9年前に電子カルテシステム「ドクターズパートナー」を導入。おもにオーダリングを中心に、紙カルテと併用して使ってきましたが、精神保健福祉法に則った医療業務を行うという診療科目の特殊性を考慮した、精神科医療専門の電子カルテシステムへのリプレースを考えるようになりました。その直前に導入した医事システムがメディコムということもあって、その流れでいくつかの電子カルテシステムを検討しましたが、最後に「Live」を紹介され、精神科専門の電子カルテシステムとして非常に有望であると考えました。
「一般病院向けの電子カルテシステムとは異なり、『Live』のデモンストレーションを見た時に、精神科の画面であることが一目瞭然で、とても使いやすそうだと直感しました」と、同病院の三浦義広院長は「Live」導入の決め手を語ります。
精神科では、診断書や入院診療計画書など医師による書類作成が非常に多く、立ち上げてすぐに精神科専用の画面が出てくる「Live」なら、法律に則ったフォーマットで効率的に作成できる点が魅力だと言います。また、病状報告書など定期的に提出が義務付けられている書類作成期限の優先順位を画面上で知らせてくれるなど、精神科に不可欠な機能がたくさんあることがこのシステムを選んだ大きな理由だと事務部長の松原紀彦氏は語ります。

さらに、同病院では、「Live」とともにPACS「Plissimo EX」も活用。胸部レントゲンや頭部CT画像を、撮影後すぐに電子カルテと並べて、医師の手元で見られる連携システムを構築しています。

精神科に特化した電子カルテ「Live」の画面

システムの活用と効果

電子カルテはチーム医療に欠かせないものになった

朝山病院では、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士など145名のスタッフがチームとなって、240床の入院患者、外来患者の診療にあたっています。したがって、スタッフ間のコミュニケーションはとても大切。以前は不明点があればその都度担当者に問い合わせる必要がありましたが、「Live」導入後は電子カルテを見れば患者の状態が一目瞭然に。また、医師が出勤した時には、すでに前日の夜勤者から必要な情報がメールで届いているので、申し送りの時間も短縮されました。
「電子カルテにしてからは紙の温度表も必要なくなりました。画面でフローシートや病棟間の報告事項が見られるので、いつでも患者さんの状態を把握できます。必要な情報を見て、発信できる各部門のダイナミックな連携が『Live』によって実現しつつあります」と、同病院の朝山令次郎理事長は語ります。
また、隔離患者全員の状態が1枚のシートで一覧できるので、夜間の患者1人ひとりの睡眠状況が容易に確認できるのも、「Live」ならではの便利な機能と三浦院長は付け加えます。

「入院患者の状態が手に取るように見渡せるのがとても良いですね。これだけの機能が盛り込まれていれば、我々クラスの病院であれば充分と言えるでしょう」。

今後の展望

電子カルテの活用効果をさらに高めていきたい

このように、電子カルテへの完全移行により、スタッフ全員で患者情報を共有できるメリットは非常に大きい。これまで口頭で報告されていたものが、文書データで詳細に残るため、ミスコミュニケーションを減らせるとともに、患者の家族へもきめ細かく報告できるようになりました。
また、事務スタッフが利用する「Medicom-MC/XN」と「Live」の連携により、医事システムからも即座に患者の電子カルテにアクセスできるため、医療報酬の計算に必要なカルテを各病棟まで取りに行く手間と時間も必要なくなりました。
「さらにメリットとしては、スタッフ同士が他の人に読まれることを意識してカルテを書き込むようになったことが挙げられます。カルテ記載の標準化により看護レベルの向上にもつながっているのです」。

将来的にはタブレットPCを使って、病室からでも電子カルテに入力できるようにしたいという三浦院長。ブラウザを使ったシステムなので、容易に端末を増やせる「Live」の拡張性を活かしていきたいと、今後の展望を語ってくださいました。 「Live」を導入して約3ヶ月。朝山病院では多くのメリットを実感し始めているようです。これからもメディコムをさらに使いこなして、いっそう質の高い診療体制を築いていくことでしょう。

システム概要

特定医療法人社団 種光会 朝山病院

http://asayama-hospital.com

●設   立:平成11年10月
●理 事 長:朝山 令次郎先生
●院   長:三浦 義広先生
●診 療 科 目:精神科、神経科、心療内科
●病 床 数:240床
●患 者 数:約100名/日(外来)
●職 員 数:常勤医師6名、非常勤医師6名、臨床心理士1名、非常勤臨床心理士1名、精神保健福祉士5名、
作業療法士5名、看護師43名、准看護師33名、薬剤師4名、事務11名、その他30名、合計145名
●検 査 設 備:CT、CR

〒433-8104 静岡県浜松市北区



取材日:2012年11月