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停電時の対応について

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よくあるご質問

停電により運転が停止し、庫内温度が上昇した場合に備え、貴重な収納物を守る以下の予防策を実施してください。
当社では内容物の補償についてはその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

●複数のフリーザーへの分割保存

貴重な収納物は、不測の事態に備え、複数のフリーザーに分割して保存してください。

●メンテナンス制度(要契約)による定期保守・点検

定期的なメンテナンスにより、将来的に問題となりそうな箇所の早期発見を行い、長期にわたって安定的にご使用いただけいるようにします。
お客様のご要望に合わせたメンテナンスメニューをご提供します。メンテナンス制度の詳細は、営業所または販売店にお問合せください。

●停電警報用バッテリーの交換(定期:約3 年ごと)

バッテリーが消耗すると停電時に警報機能がはたらきません。
交換は営業所または販売店に依頼してください。

●遠隔警報システム(市販品)の設置

遠隔警報用端子に遠隔警報装置(市販品)を接続すると、本製品の据付場所から離れた場所にも警報状態を通知することができます。
特に、人がいない場所に本製品を据え付ける場合には、警報が確実に管理責任者へ通報されるように、遠隔警報装置(市販品)の
取り付けを推奨します。遠隔警報装置(市販品)の取り付けは、営業所または販売店に依頼してください。

●自記温度記録計(別売品)の取り付け

自記温度記録計を取り付けると、庫内温度を記録・管理できます。
自記温度記録計のご購入・取り付けは、営業所または販売店に依頼してください。

●補助冷却装置(別売品)の取り付け

補助冷却装置および液化二酸化炭素ボンベを装着していれば、停電その他により本製品が停止した場合でも、
庫内への液化二酸化炭素の噴射によって温度上昇を数時間程度抑えることができます。
補助冷却装置のご購入・取り付けは、営業所または販売店に依頼してください。

●補助冷却装置バッテリーの交換(定期:約3年ごと)

補助冷却装置のバッテリーが劣化していると停電時の補助冷却時間は短くなります。
補助冷却装置のバッテリーは消耗部品です。バッテリーが消耗すると警報機能と補助冷却装置が働きません。
約3 年ごとにバッテリーを交換してください。交換は営業所または販売店に依頼してください。

●リモートモニタリングシステムの設置

機器の庫内温度などの稼働状況を、リアルタイムに、離れた場所のスマートフォン・タブレット・PCから確認できます。
ご購入・設置は、営業所または販売店に依頼してください。

●停電復帰時の圧縮機(コンプレッサー)の始動遅延時間の設定

停電復帰時に数多くの製品が一斉に運転開始すると、停電復帰時の電源ラインの負荷が大きくなり、ブレーカーが落ちる可能性があります。
圧縮機の始動遅延時間を設定することにより、停電復帰時に数多くの製品が一斉に運転開始することを防止し、電源ラインの負荷を少なくすることができます。
本機能を搭載していない機種があります。ご不明な場合は、営業所または販売店にお尋ねください。

以下の仕様を参考にご選定ください。
UPS(無停電電源装置)は蓄電量不足等により停止することのないよう留意いただくとともに、
「高調波成分がない正弦波の蓄電システム」をご使用ください。

MDF-C8V1
起動電流
(50 Hz / 60 Hz)
36 A / 32 A
総合最大電流
(50 Hz / 60 Hz)
6.0 A / 4.1 A
総合最大消費電力
(50 Hz / 60 Hz)
415 W / 385 W

電源供給の切り替えをするときは、以下の手順で行います。
1. 停電警報用バッテリーが搭載されている場合、停電用警報バッテリースイッチをOFFにしてください。
2. 製品本体に電源スイッチがある場合、電源スイッチをOFFにしてください。
3. 補助冷却装置を取り付けている場合、補助冷却電源スイッチをOFFにしてください。
4. 電源プラグをコンセントから抜いてください。
5. 電源プラグのコンセント差し替え後、電源スイッチをONにし、停電警報用バッテリースイッチをONにしてください。
6. 補助冷却電源スイッチをONにしてください。

停電復帰後は、停電前の設定で自動的に運転が再開されます。
再設定を行う必要はありませんが、必ず、運転状況を確認してください。
・停電の間も本製品の不揮発性メモリーに、停電前の設定が保存されています。

本製品のコンプレッサは停止してから再び起動するまでに約5 分間の時間が必要です。
電源プラグを抜いた場合は、約5 分間の時間を空けてから電源プラグを専用コンセントへ接続してください。

停電復旧時間を確認し、復旧時間に応じた対処をしてください。

短時間の停電では内容物の温度上昇はわずかですが、停電が数時間に及ぶ場合はドライアイスや補助冷却装置 などにより内容物を保護してください。

≪停電が短時間の場合の対処≫

・ 扉を開けないでください。扉を開けると庫内温度が上がります。
・ 周囲温度を可能な限り下げるための手段を講じてください。

≪停電が長時間の場合の対処≫

・ 収納物を別のフリーザーに移動してください。
・ 収納物を移動するフリーザーがない場合は、予備電源を用意してください。

MDF-C8V1-PJ (内容積84 L)を-70 ℃(庫内温度)に保持するには、初めに最少でも5 kg 以上のドライアイスを入れてください。
その後1 時間ごとに0.5 kg のドライアイスを補給してください。ドライアイスは新聞紙等で包んで庫内に入れてください。

お願い

ドライアイスの昇華後は庫内の二酸化炭素濃度が高くなります。
このような雰囲気下に長時間置かれると、緩衝液を含有しない水溶液のpH が低くなることがあります。

停電復帰後は、停電前の設定で自動的に運転が再開されます。
再設定を行う必要はありませんが、必ず、運転状況を確認してください。
・停電の間も本製品の不揮発性メモリーに、停電前の設定が保存されています。

お問い合わせ

ご不明な場合は、営業所または販売店にお問い合わせください。

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