PHC株式会社

CASE STUDIES 導入事例「診療所編」

医療法人社団 エナレディースクリニック様 (北海道石狩市)

  • 産科
  • 婦人科
  • 不妊科

医療法人社団 エナレディースクリニック 副院長

宿田 孝弘 先生

メディコムの電子カルテで実現する医師、助産師、看護師間のスムーズな情報共有

導入商品:Medicom-HRIII

「不必要な医療介入は行わず、できる限り自然なお産を心がける―」。病院勤務時代に多くのハイリスク妊娠・出産に立ち会ってきた副院長の宿田孝弘先生が、開業以来、モットーとしているクリニックの姿勢です。妊婦さん主体のアクティブなお産を基本理念として、医療者はそれを手助けし、介入すべき状況を見極めることに注力することが役目だと強調します。胎児心臓スクリーニングもその1つ。
「超音波診断機器の高性能化もあり、難しいとされてきた大血管転位症なども発見できるようになりました。当院は医師自身がスクリーナーとなり、精緻なスクリーニングを実施しています」と宿田先生は語ります。
助産師によるプライマリーケアも同クリニックの特徴です。19人の助産師が在籍し、出産時はもちろん、妊娠期から産後の母子のケアに努めています。
非常勤を含める6人の医師をはじめ、多くの助産師、看護師、総勢30数人体制で、年間約700件に上る分娩をはじめとする産科、婦人科診療を支えているのが、開業時からメディコム一筋で運用してきた電子カルテ。

3度のシステム更新を経て、現在は医事一体型のMedicom-HRIIIを運用しています。
開業以来、長年にわたり使い続けるメディコムの電子カルテに対する評価は、操作性の向上、使いやすさの進化だと宿田先生。
「6人の医師には、それぞれにカルテの書き方があります。ユーザーインターフェースの細かな部分で、自分用のカルテ画面にするべく、容易にカスタマイズできるところは、10数年の進化が表れている点だと思っています」
一方、電子カルテを運用してきて、宿田先生がそのメリットを最も感じるのが診療情報への素早いアクセスと情報共有だといいます。外来診療時はもちろん、突然陣痛が始まった妊婦さんが急遽来院したり、不安に駆られて時間外に電話があったときなど、すぐにカルテを開いて対応することが可能です。また、カルテ端末のあるところなら、誰もが同じ妊婦さんや患者さんのカルテを同時に閲覧でき、「診察室とナースステーション、あるいは助産師室のスタッフと電話で簡易的なカンファレンスも可能です」と情報共有に役立っています。

電子カルテ導入の決め手

メーカーの機能進化に対する期待と
販売代理店の高品質なサポートへの期待でメディコムを選びました。

「開業時、10年先を見据えて紙カルテ運用ではないだろうと思いました。紙カルテからの移行の大変さを聞いていたので、導入するなら開業時にと決断しました」と宿田先生。また、メディコム販売代理店のサポート体制や対応力もメディコムを使い続けた理由の1つだといいます。

導入メリット 1
ショートカット機能で
処方や所見をワンタッチ入力

Medicom-HRIIIに更新して、宿田先生が最も便利だというショートカット機能によるワンタッチ入力。ボタンをクリックするだけで、頻用する処方や所見などを簡単に入力することができます。ショートカットは自由に設定できるので、様々な診療内容を入力するときに必要な項目・内容を任意に登録できます。
宿田先生はシェーマ入力や分娩予定などの入力などに利用しています。「以前は3ステップほど要した入力操作が、ワンタッチで可能になり、とても便利です」と宿田先生は評価します。

Medicom-HRIIIにバージョンアップして最も便利に使っているというショートカット機能。事前に設定したテンプレートをワンタッチで起動・入力可能。
導入メリット 2
産婦人科に欠かせない
シェーマによるカルテ記載

産科診療においては、胎児の様子などをシェーマ画像で記載することが便利だといいます。「胎児の超音波画像をカルテに取り込むことはしていませんが、シェーマによる記載は全妊婦さんの毎診察時に行っています」
産婦人科向けに提供されるシェーマテンプレート以外に、宿田先生が作成したテンプレートも多数使っています。その宿田先生オリジナルのテンプレートは、全国のメディコム産婦人科ユーザーに提供されています。

要点をシンプルに表現した宿田先生オリジナルのシェーマテンプレートも多数あり、全国のメディコムユーザーにも提供。
導入メリット 3
診療情報へイージーアクセス
同時閲覧による情報共有も容易

非常勤を含める6人の産婦人科医や助産師、看護師など多数のスタッフが在籍するエナレディースクリニックにとって、電子カルテによる情報共有は欠かせません。産科1診、婦人科2診制の診察室、カウンセリングルーム、ナースステーション、助産師室、医局など合計14台のカルテ端末が設置されています。「詰め所の助産師、カウンセリングルームにいる看護師などと、同じカルテを見ながら電話で簡易なカンファレンスが手軽にできます」

各スタッフがそれぞれの端末で同じ患者カルテを閲覧しながら話せるので便利です。

ユニークなお産のあり方を推奨/多くの妊婦さんから支持されるレディースクリニック

アイヌ民族の言葉で「曲がりくねって流れる川」という意味の石狩川を由来とする石狩市。近年は札幌市の通勤圏として発展する同市で、エナレディースクリニックは2001年に開業しました。妊婦さん主体のアクティブなお産の推奨、助産師によるプライマリーケアなどが支持され、分娩件数は年間約700件に上ります。開業時から運用するメディコムの電子カルテは、医師、助産師、看護師など多数のスタッフ間の情報共有を実現しています。

取材日:2015年2月


医療法人社団 エナレディースクリニック

診療科目 : 産科・婦人科・不妊科
電子カルテ導入日: 2001年12月
北海道石狩市花川南9条1丁目86