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名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院様(愛知県名古屋市)

名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院様

院長村元 喬 様

診療科目
内科、消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、肛門内科

※本内容はインタビュー時点の情報です

目 次

名古屋むらもと内視鏡クリニックは、開業時にウィーメックスの電子カルテシステム、コニカミノルタの医用画像ファイリングシステム(PACS)、オリンパスの内視鏡システムを導入しました。これらシステムは3社がアライアンスの下に連携するクリニック向けソリューションで、シームレスなデータ連携・運用を実現します。「クリニックに関わる全ての人を豊かにすることを目指した内視鏡診療に努めます。」という理念を掲げる同クリニックにおいて、3社による一歩進んだ連携ソリューションは内視鏡診療のシームレスで効率的な業務遂行を実現しています。

「受けてよかった」「また受けよう!」と思える内視鏡検査・治療

名古屋市の中心街でもある中区新栄に2023年4月に開院した「名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院」。同院の村元喬院長は、関東の大学病院や中核病院に勤務し、最後の8年間は国内屈指の内視鏡検査・治療数を誇るNTT東日本関東病院(東京都品川区)で研鑽を積みました。その活動は国内にとどまらず、ヨーロッパ、ロシア、中国などの海外で内視鏡の講演や診断・治療、技術指導も数多く経験してきました。
勤務医時代に日々内視鏡治療に取り組みながらも、大腸がんで亡くなる患者さんは減るどころか増加している現実があり、検査による早期発見の大切さをあらためて痛感したという村元院長。「消化器がんは早期発見することで治癒が見込めます。そして、がんの早期発見には、内視鏡検査を受けることが非常に重要です。身近でもっと内視鏡検査を安心して受けられる環境を提供することが大切だと思うようになりました」(村元院長)と開業の動機を話しています。また、東京での開業の考えもあったようですが、「生まれ育った地元名古屋の方々に貢献したい」という思いが強くあったと話します。
同院が目指す医療は、患者さんが「受けてよかった」「また受けよう!」と思える内視鏡検査・治療です。患者さんが1回の検査でつらい思いをしたために、長らく検査を受けなくなってしまう状況は極めて良くないことと指摘する村元院長。「如何にして内視鏡検査を繰り返し受けてもらえるようにするかが非常に大切です。そのため、どのような状況であっても安全・安心で苦痛でない検査・治療を心がけています」と強調します。同時に大学病院や専門施設と遜色ない精度の高い検査環境を目指して、先進の内視鏡システムや院内情報システムを整備しました。

3社連携に期待した高レベルな業務の効率化

勤務医時代は当然ながら医療情報システム部門などが整備した環境を利用してきた村元院長ですが、開業に際しては自ら各種システムを選定・採用するにあたって「あらためて、その大変さがわかりました」と言います。「導入して最も感じるであろうことは、そのシステム環境によってどれだけ診療業務の効率性を高められるかだと思いますが、選定段階ではわからない。安全性・信頼性が担保でき、効率化が期待できるシステム環境を積極的に求めることにしました」(村元院長)。
開業に際して機器選定する場合、医療コンサルタントあるいは地元の販売代理店などから提案を受けることが一般的だとされていますが、「各社製品の価格やセールスポイントの説明はあるものの、業務効率化を視点とした提案は少ないと感じました」(村元院長)とし、システム間連携によって診療業務をいかに効率化できるかの説明を欲したと振り返ります。
そこで村元院長は、まずコニカミノルタにコンタクトしたと言います。「内視鏡システムや超音波診断装置などの画像を管理するPACSをどうすべきか情報を得たかったからです」(村元院長)。そこで知ったのが、オリンパスの内視鏡システム、コニカミノルタのPACS、ウィーメックスの電子カルテシステムによる3社の連携環境でした。
「内視鏡検査オーダーから実際の検査、撮影画像のPACS転送、PACSと電子カルテの連携など一連の業務フローにおいて煩雑な操作なしにシームレスな連携ができると期待しました」(村元院長)とし、導入に至りました。また、電子カルテ端末とPACS端末を共有できることによる診療時の操作性の良さなども評価しています。

高水準の内視鏡システムとコストパフォーマンスの高いレポートシステム

村元院長は連携する3社の製品それぞれの優位点なども理解・評価しています。まずオリンパスの内視鏡システムについては、これまで使い続けてきた経験から「最新の機器において高水準なシステムで使い勝手もよい」と話します。導入した「EVIS X1」シリーズは、特に狭帯域光を用いて粘膜表層の血管走向や表層微細構造を強調する「NBI:Narrow Band Imaging」、病変の観察を支援する画像処理機能「TXI:Texture and Color Enhancement Imaging」など、「検査中に病変を見て診断する現在にあって、これまで使用したことのある内視鏡の中では最も優れています」(村元院長)と高く評価します。
また、3社のシステム連携の話を聞いた際にコニカミノルタのPACSと連携可能なオリンパスのクリニック向けのクラウド型内視鏡レポートシステム「Vivoly+」を知り、同時に導入しました。病院でもオリンパスの内視鏡レポートシステムを利用してきた経験から、同じような内視鏡検査に特化したレポートシステムの運用を望んでいたという村元院長。「実際に試用してみると同レベルのレポート作成が可能だと導入を決めました」。Vivoly+はJED(日本消化器内視鏡学会の多機関共同研究事業)に準拠した形式のレポート作成が可能であることや患者さん向けレポートも同時に作成できる点も評価します。
「他院紹介用のレポートにしろ、患者さん向けのレポートにしろ、しっかり情報を伝えるためには手書きレポートはそぐわないと思っています。患者さんにもご自身の検査結果を保管してもらうことは重要です。Vivoly+のレポートは患者さんからの評判もよく、検査結果の理解につながっています」(村元院長)。
Vivoly+はサブスクリプション形式でリーズナブルな定額利用料で使用できるコストパフォーマンスの良さも魅力と評価。「月額利用料は思ったより安価で、検査数が増加しても毎月の利用料は変わらないのはありがたいです」(村元院長)。

「プラスアルファの連携」を実現する画像管理ソリューション

PACSとして導入したコニカミノルタのマルチタッチワークステーション「Unitea α」は、より鮮明な内視鏡画像を手間なく効率的にファイリングしたいという前提の下に導入されました。オリンパス内視鏡のハイビジョン画像を、観察モニターに近い鮮明な画質でPACSへ直接送ることが可能な内視鏡オンライン連携「Blue Link」が重要なポイントでした。Blue Linkの利点は、ハイビジョンでの画像保存が可能であること、画像圧縮技術によりPACS容量の圧迫を軽減できること、内視鏡や超音波診断装置などの画像をPACSに保存する際に通常は必要なDICOM変換器が不要などです。「コニカミノルタとオリンパスの連携で実現したことに加え、電子カルテ端末と共用できるためキーボードとマウスの操作デバイスも統合し、省スペース化も果たせます」と村元院長。また「端末や変換器など装置が増えればコストが増加しますし、機器障害の発生にもつながります」とし、連携のための複雑さを回避し運用効率の向上が期待できると評価しています。こうした電子カルテ連携オプション「friejoin」は、内視鏡などの画像をPACSが取得する際にサムネイル画像を電子カルテの患者カルテ画面に自動で貼付することが可能になります。また、貼付された画像をクリックするとPACS内の当該患者の画像が表示することもでき、サムネイル画像からPACS内の画像を呼び出すこともできます。

内視鏡検査オーダーも簡便な入力支援機能

ウィーメックスの医事一体型電子カルテ「Medicom-HRf」採用の決め手はやはりコニカミノルタのPACSとの連携でした。電子カルテとPACSとの一般的な連携は、患者IDの連携によりPACSのビューアに画像表示することは多く見られます。前述のようなサムネイル連携はさらに業務効率を高める「プラスアルファの連携」といえます。
Medicom-HRfを決めた動機は、もちろん電子カルテとしての様々な機能に魅力を感じたからだと言います。その1つを村元院長は、ウィーメックスの電子カルテの特徴でもあるカルテ入力を効率化する「シート入力」機能を挙げています。シート入力は、投薬、検査、所見、病名など用途に合わせて事前に入力項目を設定し、カルテ入力時にそれぞれのシートを呼び出し、必要な項目をチェックしてスピーディーにカルテ入力を完了することができる入力サポート機能です。「導入検討時にメーカーの説明を受け、便利な機能だと理解できました」(村元院長)。
村元院長が作成・利用しているシートの1つは、内視鏡検査や超音波検査などの検査オーダーシート。例えば内視鏡検査では、胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査ごとにまとめられたシートを作成し、検査オーダーの際に胃内視鏡検査の項目欄で経鼻スコープまたは経口スコープの選択や使用する機材・薬剤なども一括選択または個別選択が可能。「毎回必要な項目を入力することなく、ワンクリックするだけで効率的に入力できます。各項目にはコスト(診療報酬点数)が設定してあるため、事務スタッフの確認も間違いなく素早くできます」(村元院長)とし便利に使用しています。

シームレスな運用連携が果たす内視鏡診療業務の実際

電子カルテ(Medicom-HRf)、オリンパスの内視鏡システムおよび内視鏡レポートシステム(Vivoly+)、コニカミノルタのPACSおよびクリニック連携ソリューション(friejoin)の連携システムは、村元院長にとって毎日の診療業務に欠かせないものだと言います。実際の業務フローを次のように説明し、その有用性を強調します。
まず、Medicom-HRfでシート入力により内視鏡検査オーダー登録。内視鏡システムに入力した患者情報がそのままPACS、レポートシステムのVivoly+まで連携されるため、「各システムでの再入力の手間がなく、入力ミスなどヒューマンエラーを防げます」。
検査を実施しながら撮影した画像はfriejoinを介してPACSに保存され、同時にサムネイル画像が患者カルテ画面に貼付されます。
検査後に患者へ結果を説明する際には、サムネイル画像をクリックするとPACSに保存された撮影した全画面が表示。直前に検査した画像をワンクリックで参照できるため、「患者さんを前にしても操作で待たせることなく、スムーズに結果説明ができます」と便利さを強調します。また、内視鏡レポートを作成する際は、「電子カルテのPC端末からVivoly+を起動でき、所見入力とともに検査画像もPACSから自動的に連携、レポートへの選択・貼付も容易にできるので便利です」
と説明。

村元院長は、「検査オーダーに始まる一連の検査・レポート作成・結果説明の業務は毎日、何十回と行うもので、(3社による)連携機能が最大限の作業効率化をもたらしていると言っても過言ではありません。私だけではなく、看護師や医療事務などすべてのスタッフが効率よく運用できているので助かっています」と話しています。また、3社による連携ソリューションの情報は開業検討時に初めて知ったことを踏まえ、「院内ITなどは各システム・機器が連携して業務効率化が図れることが重要です。(導入したクリニック連携ソリューションは)もっと多くの消化器内視鏡機器を使用するクリニックに広まってもいいのではないでしょうか」と推奨しています。

製造販売元 オリンパスメディカルシステムズ株式会社​

販売名​ 医療機器認証番号​
EVIS X1 ビデオシステムセンター OLYMPUS CV-1500 302ABBZX00017000
販売名​ 医療機器届出番号​
EVIS LUCERA ELITEビデオシステムセンター OLYMPUS CV-290 13B1X00277000514
EVIS EXERA III ビデオシステムセンター OLYMPUS CV-190 13B1X00277000490

製造販売元 コニカミノルタ株式会社​
販売元 コニカミノルタジャパン株式会社

販売名​ 医療機器認証番号​
画像診断ワークステーション REGIUS Unitea 225ABBZX00052000

※ウィーメックスの製品には医療機器に該当する機能は含まれておりません。

名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院

名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院

住所:愛知県名古屋市中区新栄2-2-1イノフィスビル2F
開設年月:2023年4月
診療科目:内科、消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、肛門内科

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