導入を検討した際に、販売代理店の信頼できる説明が大きなポイントだったと語る望月先生。「他社の担当者はメリットしか言いませんでしたが、メディコム販売代理店の担当者はデメリットも含め、真摯に説明していただき、納得できました」と望月先生。
導入メリット 1
精神疾患評価尺度の記録を
シート入力で簡易化
精神医療分野では、うつ症状や躁症状の重症度評価、統合失調症の重症度評価、認知機能スクリーニングなど、様々な精神疾患評価尺度が用いられます。それらの各評価スケールの内容(項目)をテンプレート化したシート入力を利用しています。「用紙を用いた記録・管理は煩雑であることが課題です。多くは看護スタッフが実施・記録することが多いですが、電子カルテのシート入力を利用した記録は容易で、管理しやすいメリットがあります」と言います。
画面の長谷川式認知症尺度(HDS-R)をはじめ、認知機能評価テスト(MMSE)、うつ性自己評価尺度(SDS)などの記録をシート入力で実施。
導入メリット 2
医事一体型、会計チェックも
自ら簡単に実施
より機微性の高い情報を扱う精神科医療のため、患者さんのプライバシー保護に細心の注意を払う望月先生は、カルテ記事は先生のみに参照権限を設定しています。そのため診療報酬算定などのレセプト処理も自ら行っています。
「算定・会計チェックまで同じ画面でできるので、非常に便利です」と話し、医事一体型の電子カルテシステムであること、様々な点検をアシストする機能が実装されている点を高く評価しています。
カルテ記事は先生以外が参照できない設定のため、診察後にその場でレセプト処理できる医事一体型のメリットを強調。
導入メリット 3
統計データ提出などに
威力を発揮する検索機能
自治体や学会などから統計データの提出を求められることが多く、そのようなデータ抽出のために検索機能がとても役立つと望月先生。「例えば、うつ・自殺予防対策の富士モデル事業では、他科からの紹介患者の中で初診患者について、毎月統計データを県に提出する必要があります。その際、検索機能による患者検索・データ抽出は便利です」。その他にも、20歳未満の精神疾患患者の初診時加算、生年月日を基にした検索などに利用されています。
毎月の各種統計データ提出のためのデータ抽出作業を効率化できます。