PHC株式会社

CASE STUDIES 導入事例「診療所編」

明日風こどもクリニック様(北海道札幌市)

  • 小児科
  • アレルギー科

明日風こどもクリニック イメージ

明日風こどもクリニック 院長

渡辺 一人 先生

「回診式」診察スタイルを実現した
柔軟なセッティングが可能な電子カルテ

導入商品:Medicom-HRⅢ

エゾシカやキタキツネ、ヤマセミなどが描かれた北海道の森をイメージした大きな看板が印象的な明日風こどもクリニック。院内の部屋番号や診察券、ホームページに至るまで、すべて同じイメージのデザインで統一され、クリニック周囲の小学生や母親から親しまれています。そんな明日風こどもクリニックを、札幌医科大学小児科学教室で研修後、札幌市内や道内の関連病院で地域小児医療に携わってきた渡辺一人先生が2012年5月に開業しました。
同クリニックの大きな特徴は、入院病棟を回診するように、患者が待機する個室を回診する診療スタイルを取り入れたこと。ナースステーションのような役割を担う部屋が中央にあり、その両側に合わせて6室の“部屋”を配置。待合と診察室を兼ねるこの部屋で、診察、処置、会計をすべて行っています。「研修医時代に、日本小児皮膚科学会の創設に尽力された先生が書かれた書物で個室診療を知り、開業するときはそのようなクリニックを作りたいと考えていました。私は回診式と呼んでいます」と渡辺先生。インフルエンザなどの院内感染を防げることに加え、移動の負担も少なく、待合室で騒いだり、泣いたりする子どもとの接触も避けられるのがメリットです。
待合室をなくし、待ち時間を少なくするために完全予約制とし、そのために開業時からメディコムの電子カルテとともに、Web予約システム「e-net診察受付」サービスも導入。患者さんがインターネットを利用して時間を指定した予約ができ、診察順番が近づくとお知らせメールや電話で知らせ、個室での待ち時間も大幅に短縮しています。

回診式の診察であるため、電子カルテは小型のワゴンに載せたノートPCを利用し、患者さんと向き合いながら診察するスタイルです。Medicom-HRⅢでは多くのユーザーがワイド画面を利用していますが、「入力補助機能をうまく使ったり、画面配置・呼び出しを工夫することで、ノートPCでも不都合を感じることはありません。そのセッティングの柔軟さがメディコムの電子カルテの良いところでもあります」と渡辺先生。ご自身の診療スタイルに合わせた運用を実現できることを高く評価しています。
一度選んだ電子カルテは、長く使い続けられることが重要という渡辺先生。販売代理店には親身になって迅速に対応してくれるサポートを望むとともに、メーカーにはITの進歩に合わせた機能進化、永続性を求めています。「メディコムは、その実現性、可能性を持っていると確信しています」と話しています。

電子カルテ導入の決め手

成長曲線グラフなど小児科にとって必要な機能が標準で実装されているのが、メディコムの電子カルテでした。

開業前に3社ほどの電子カルテを候補として検討したという渡辺先生。小児科診療に対応した機能面とともに重視したのが、販売代理店のサポート対応だと強調します。「トラブル対応や要望に十分なフットワークを確保してもらえると確信」して採用に至りました。

導入メリット 1
自分のスタイルに合った
柔軟なセッティング

ノートPCをワゴンに載せ、「回診式」の診察スタイルをとる渡辺先生が重視したのは、紙カルテのような携帯性と必要な画面、情報にたどり着けるアクセス性です。ショートカットや機能選択ボタンを駆使することで、操作性を高められるメディコムを評価しています。「表示領域の制限があるノートPCでも、自分の診察スタイルに合ったセッティングが柔軟な点がメディコムの素晴らしいところ」と渡辺先生。

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ショートカットやワンタッチボタンを機能的に設定することで、必要な画面を素早く呼び出し可能。その設定が自由・柔軟にできる点がメリットです。
導入メリット 2
マウス操作だけでも可能
シート入力によるカルテ記載

処方や検査、所見などテンプレート化したシート画面を駆使し、スピーディーなカルテ入力を可能にするシート入力。渡辺先生は疾患別のシート入力を最も多用しています。例えば、インフルエンザでは、主病名、副病名、処方などを設定。特に処方ではインフルエンザの薬種、1歳未満・以上、錠剤・シロップなどグループ別に用法・用量を設定、「すべてマウス選択するだけで入力でき、とても便利で重宝しています」といいます。

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疾患によっては、マウスによるチェックだけでカルテ入力できるよう設定可能。疾患別のほか、所見入力用、検査用など多くのシート画面を設定・運用しています。
導入メリット 3
回診しながら問診入力
看護師の迅速な記載を支援

「回診式」スタイルは、看護師による問診も同様に行われ、個室を回って問診しながら問診票入力をしています。「発熱や咳、腹痛など症状が多い小児科の問診は、いつから症状があるか聴取することが大切」と、そこをポイントに問診入力画面を作成しています。症状の有無、何日、何時頃といった項目をマウス選択するだけで入力可能。看護師の短時間入力、負荷軽減を実現しています。

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先生の回診前に問診入力が完了するよう、選択入力を工夫して効率化を重視。初診、再診、疾患別問診票を作成しています。問診票原本もスキャンして電子保存。。

地域に根差した診療、専門外来にも対応
シンプルな操作性、分かりやすさで選ばれたメディコム

2012年5月に開業した「明日風こどもクリニック」。大学では感染・免疫の研究とNICUでの新生児医療を担当し、札幌市内や道内の関連病院で地域小児医療を担ってきた院長の渡辺一人先生が、「子どもの病気全般のジェネラリスト」を目指してオープンしました。「回診式」という診察スタイルを特徴とする渡辺先生が選んだメディコムの電子カルテは、先生の診察スタイルを実現、サポートするために必要不可欠なツールとなっています。

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明日風こどもクリニック

診療科目 : 小児科、アレルギー科
電子カルテ導入日: 2012年5月(Medicom-HRⅢへ移行)
北海道札幌市手稲区明日風5丁目9-1

取材日:2016年11月