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クリニック経営 医師 2022.05.16 公開

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閉院の理由(2)

※本内容は公開日時点の情報です

#医業承継

閉院の理由(2)

閉院の理由(2)

「開業の理由(1)」に続いて、本記事では引退(閉院・承継)時期を決めていないと、必然的に急な閉院(望まない形の閉院)に繋がるということについてご紹介したいと思います。

「開業の理由(1)」では、閉院時の院長の年齢の割合と、死亡時平均年齢についてご紹介しましたが、それに紐づいて、承継がメリットがあるにも関わらず未だに件数が少ない要因の一つであり、そして閉院が多い理由として、「引退時期を決めていない」というのがあります。

引退時期を決めているか

上記の図は、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が開業医に取ったアンケートになりますが、全体の8割が引退時期について決めていないということがわかります。

弊社メディコムユーザーや、ユーザーの地域周辺のクリニックに関する情報を見ると、60代を過ぎてから、やはり「急な体調不調で突発的に休診になった」や「継続不可で3ヶ月後には閉院にせざるを得ない」という話がよく見受けられます。

なぜ引退時期を決めていないと閉院が多くなるのか、閉院をするにしても望まない閉院になってしまうのか、 そこに繋がる一つの要因としては、「そもそも準備をしていない」ということが上げられます。

望んだ形の引退

上の図は、引退時期を決めいているかどうかで望んだ形の引退になるかどうかがわかるフローチャートになります。

当然のことではありますが、何も準備をしていないと時間だけが経ち必然的に経営者が倒れて閉院という結果に繋がります。

患者や従業員を守るためにと続けているのとは裏腹に、最終的には患者も従業員も路頭に迷うという結果に繋がってしまいます。

閉院をするにしても、計画的に閉院を行なうことで患者も従業員も困らない形で地域の医療機関に引き継いだり紹介をして、自身やご家族にとっても心残りがない綺麗な形で閉院することができます。

承継をしたいという方に関しては尚更、準備を検討しなければ買手を探すなど承継を実現するためのステップに進むことができません。

「患者や従業員のためにクリニックを続けたい」という意思を持たれている方が、敢えて休診や閉院にしたくてそうする人は少ないと思いますが、 望まない閉院という道を進まないように、まずは「準備」をすることから始めることをおすすめします。

次の記事以降の「閉院の理由(3)~(5)」では、上記でも記載したとおり承継を検討しても、承継ができない又は承継準備が進まない理由についてご紹介致します。

著者情報

石井 友二

石井 友二

ホワイトボックス株式会社代表取締役(公認会計士、税理士)
中央大学商学部卒業後、朝日監査法人(現あずさ監査法人)入社。監査業務に従事したのち、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)入行、コンサルティング部室長を経て、 2004年4月に、医療機関への経営支援を専門とするコンサルティング会社、ホワイトボックス株式会社を設立。
100を超える病院や30以上の診療所に対する会計業務や経営コンサルティングを実施。ホワイトヴィークル株式会社の取締役、石井公認会計士事務所所長、監査法人ブレインワークの代表社員でもあり、上場会社の社外取締役にも就任している。
現在は医療機関における経営・マネジメントの知識を発信するコミュニティサイト「Doctor Winners」を運営している。

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