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患者さんの治療満足度を最大化させるために薬剤部ができることは?

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少し前に病院薬剤師を主人公にしたテレビドラマがありましたね。
病院内の薬剤部に勤務する病院薬剤師は、医師の発行する処方箋を確認し、患者さん一人ひとりのための薬を準備しつつ、入院患者さんや来院する患者さんへの服薬指導も担う大変な業務です。

近年、医療分業による調剤薬局やドラッグストアの増加などにより薬剤師の必要数が増加しています。また、薬剤師免許が不要な製薬企業などへの流入なども含めて、慢性的な薬剤師不足に悩まれている病院様も多いのではないでしょうか。

患者さん一人ひとりの処方に合わせて、時間内に様々な種類の薬を取り揃えるには、たくさんの薬剤師の手作業が必要です。また医療過誤を防ぐための払出前の最終監査にも正確さが求められる作業です。一人ひとりの薬剤師の業務負担は、このようにとても大きく重いものです。

2019年、厚生労働省は「調剤業務のあり方について」という文章の中で、薬剤師の指示に基づいて薬剤師以外のスタッフ(ファーマシーテクニシャン)が実施できる業務に言及しました。欧米と比較して、日本においては、まだまだ薬剤師以外のスタッフが担うことができる調剤業務は少ないですが、これも現場の薬剤師の業務負担を低減する1つの方法といえるでしょう。

薬剤師の業務負担を低減するもう1つの方法が、機械化・自動化です。処方箋に合わせた薬のピッキング業務など日々の対物業務をなるべく自動化し、その分の時間を、患者さん本人やご家族との薬の服用についてのコミュニケーション、来院され診察を受診された患者さんへの服薬についてのヒアリング、医師や看護師との連携などに充てることができれば、患者さん一人ひとりの治療満足度はもっと高まるのではないでしょうか。

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