PHC株式会社

CASE STUDIES 導入事例「診療所編」

まえかわ耳鼻咽喉科様 (愛知県名古屋市)

  • 耳鼻咽喉科
  • 小児耳鼻咽喉科
  • アレルギー科

まえかわ耳鼻咽喉科 院長

前川 広美 先生

多彩な入力フォームの活用で診察・処置をしながら効率的にカルテ記載

導入商品:Medicom-HRIII

「耳鼻咽喉科の患者さんは、赤ちゃんからお年寄りまで年代層が幅広く、地域に根差して家族ぐるみの診療を続けていきたいと思い、開業しました」と、まえかわ耳鼻咽喉科院長の前川広美先生は、開業の動機をこう話します。
地元出身の前川先生は、名古屋市立大学医学部を卒業後、24年間大学病院や名古屋市内の病院で耳鼻咽喉科医として勤務し、開業に至りました。「病院の耳鼻咽喉科の患者さんは、入院や手術目的で紹介されて来院される方が多く、ポイントでしか治療に関われません。専門である耳・鼻・喉・めまいなどに関する不安や症状に的確に対応するとともに、地域の方々の『健康創造パートナー』として健康全般について支援していければと考えています」
勤務医時代から電子カルテを使用してきた前川先生は、カルテ保管場所や探し出し等の事務スタッフの負担軽減、受付から診察、会計に至る業務の効率化のために、電子カルテ導入は既定路線だったといいます。
「当院開業の約半年前に開業した、同じ耳鼻咽喉科の知り合いの医師もメディコムの電子カルテを導入しており、様々なアドバイスをいただけたことが大いに参考になりました」と前川先生。

耳鼻咽喉科の診察はほとんどのケースで処置を伴うため、電子カルテ入力はいかに簡便であるかが重要なポイントになります。前川先生がMedicom-HRIIIの操作で高く評価する点は、タッチペンを使いワンタッチボタンで簡単に入力できたり、事前に設定したシート画面で効率的な入力が可能なこと。さらにSOAP形式で直接入力する際にも登録した定型文から選択するだけで素早く記載できるなど、多彩な入力フォームがそろっていることだと強調。また、シェーマに所見や処置を書き込むことを多用する耳鼻咽喉科診療にとって、豊富なシェーマを手軽に呼び出し、紙カルテへの書き込みと同じように操作できることも非常に助かっていると評価しています。
「医療クラークによる入力補助が必要だろうともう1台端末を準備しましたが、今のところ診察や処置を実施しながらでも、効率的にカルテ記載を行うことができています」
また、事務スタッフによる初診問診票の入力もテンプレートを利用して効率的に実施。「操作性は、事務スタッフにも好評」と、Medicom-HRIIIの運用性を実感しています。

電子カルテ導入の決め手

万一に備えて診療データを遠隔地に自動的に保管する機能があること。
販売代理店のサポートが充実しているという評判からメディコムを選びました。

半年前に開業した知り合いの医師からのアドバイスが参考になったという前川先生。患者さんのデータを安全に遠隔地保存する「ネットワークバックアップ」の存在が大きかったといいます。また、販売代理店のサポートがしっかりしていることも採用の決め手でした。

導入メリット 1
患者データを安全に保管
ネットワークバックアップ

メディコムの電子カルテを採用する決め手の1つとなったのが、「ネットワークバックアップ」です。「クリニック内の診療データが消失するような災害はめったにないことですが、患者さんの重要な診療情報は何があっても確実に保護する責任があります」と同サービスを利用する理由を説明。
診療終了後の毎夜、セキュアなネットワークを介して遠隔地のデータセンターにデータをバックアップし、診療復旧に際してネットワーク経由、または保守員が補修機を持参してリストア(復元)します。

患者さんの診療データをネットワーク経由で遠隔地にバックアップ。もしもの時に短期間での診療復旧・継続を可能に。
導入メリット 2
シート入力を駆使して
カルテ入力を効率化

診察時に処置も実施しながらカルテ入力を効率的に行う必要がある耳鼻咽喉科。前川先生がMedicom-HRIIIで最も便利だというのが、様々な入力フォームが利用できる点です。
主訴や治療方針、病名、処置、処方などを、「耳」「鼻」「のど」「口内」ごとに事前に設定したシート画面や、主訴やアセスメント、プランごとに登録した定型文候補から選択する簡便なカルテ入力を利用。登録した主訴や病名、処置の選択など、ほとんどをタッチペンで操作しています。

症状の部位(耳、鼻、中耳系など)ごとにシート入力画面を設定。小児に対する処方ではシートに体重別の投与量を設定して、入力を簡便化。
導入メリット 3
シェーマを駆使して
所見のみならず処置も記入

シェーマに所見や処置内容を書き込むことが多いのも耳鼻咽喉科の特徴。「病院の電子カルテでは、マウスで毎回描画し、記入する必要がありました。登録したシェーマを自在に呼び出し、タッチペンで簡単に書き込めるので重宝しています」と前川先生。
基本(頻用)シェーマは耳・鼻・喉・口腔のどれにも対応する画像が全シートに登録され、画像に症状などを描き、処置内容もペンで記載しています。さらに詳細に描く時は、基本シェーマに加え、鼻なら副鼻腔、喉なら咽頭ファイバー所見用シェーマを組み合わせて使用しています。

耳・鼻・喉・口腔がセットになったシェーマは全シートに登録。副鼻腔や咽頭、眼振などの詳細シェーマと組み合わせてカルテ入力に利用。

患者との長期的な関係を重視/地域の『健康創造パートナー』を目指す

名古屋城のある名城公園から北西へ約1キロ、マンション1階に2014年5月に開業したばかりの「まえかわ耳鼻咽喉科」。
24年にわたる病院勤務医から、地域住民の『健康創造パートナー』を目指すという院長の前川広美先生。診察・処置をしながら効率的にカルテ記載できるようにと選んだのが、Medicom-HRIIIでした。

取材日:2014年8月


まえかわ耳鼻咽喉科

診療科目 : 耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科
愛知県名古屋市西区鳥見町1-33 バードYMハイツ1F
電子カルテ導入日:2014年5月