「以前からメディコムのレセコンを使っており、患者データの移行がスムーズにいくだろうという理由もありましたが、レセコン運用時からのメディコム販売代理店のアフターサービスの良さを高く評価していたことも採用の大きな理由でした」と髙尾先生は言います。
導入メリット 1
シート入力の活用で
カルテ記載を効率化
診療スタイルに合った電子カルテ操作を実現できるとして、シート入力の活用を評価する髙尾先生。同院では症状別、疾患別、一般診察所見、さらには循環器検査や呼吸器検査、看護師が主に利用する特定健診など、検査別シートなども多数作成しています。
主訴や病状に関する相談事、病歴などはテキスト入力しますが、それ以外の記事はほぼシート入力で完了。「約束処方などにも利用し、処方せん作成もとても効率的で、ミスなく素早く発行できます」と髙尾先生は話しています。
症状別、疾患別、一般診察所見、検査結果の記載などにシート入力を多用。看護師や事務職員も専用のシート画面がある。
導入メリット 2
多様なフォームも自在
文章作成機能で記載効率化
診療情報提供書や主治医意見書など文書作成において、カルテ内容を簡単な操作で文書中に貼り付けることができ、スピーディーな文書作成を実現しています。
地域連携や在宅医療を手掛ける同院は、診療情報提供書や医療機関ごとの診療・検査予約申込書、訪問看護指示書など実に多くの文書作成作業があります。
「対外的な情報のやりとりは紙文書が主体。文書作成機能は非常に便利です」と髙尾先生。
診療情報提供書などの他に、髙尾先生は検査所見の作成などにも文章作成機能を活用して、スピーディーにレポート作成を行っている。
導入メリット 3
在宅医療の効率化に寄与する
往診端末ソフト
外来診療の延長として、通院困難患者に対して在宅医療に取り組んでいるたかお循環器内科は、「往診端末ソフト」も活用しています。
当日の訪問予定先の患者データをノートPCに格納し、訪問先で入力した記事は帰院後にデータ一括アップロードできるため、「紙カルテを準備し、手書きしたカルテ記事を帰院後に入力する手間がなくなり、訪問診療が非常に効率化しました」(髙尾先生)と、その活用に大きなメリットを感じています。
訪問先での診療中は、バイタルサインなどは看護師が入力し、所見など記事を髙尾先生が記載。データをアップロードする際に承認する。