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医療法人雄心会 たかお循環器内科様(長崎県島原市)

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(写真左)医療法人雄心会 たかお循環器内科 院長高尾 雅巳 先生

(写真右)医療法人雄心会 たかお循環器内科 副院長高尾 真子 先生

診療科目
循環器内科、内科、呼吸器内科

※本内容は公開日時点の情報です

目 次

在宅医療など変化する医療環境で 真価を発揮するメディコムの電子カルテ

1968年の開業以来、人口約4万7000人の長崎県島原市の地域医療を支えてきた「たかお循環器内科」。
県内の数カ所の病院勤務を経て2003年に同院に着任した現院長の髙尾雅已先生が循環器科を、副院長を務める夫人が呼吸器科を担いつつ、かかりつけ医として地域住民に頼られる存在です。
「小さな町では専門領域に限らず、総合医という立場で患者さんと向き合わなければなりません。県立病院や他領域の専門クリニックと連携しながら、患者さんの診療の窓口であるかかりつけ医としてニーズに応えてきました」と髙尾先生。
地域、患者のニーズに対して、髙尾先生が取り組みを強化している1つが在宅医療です。島原市では、地域包括支援センターを中心にして患者情報を1カ所に集め、多職種で共有・連携していく体制の構築を進めています。その中で、約40人の在宅患者を抱える髙尾先生は、「ターミナルケアだけでなく、通院困難な患者さんへの外来診療の延長と捉えています」と、在宅医療展開の姿勢を説明しています。
こうした地域連携や在宅医療への取り組みなど変化する医療ニーズや環境の中で、髙尾先生が院長を引き継ぐ前年の2010年10月にMedicom-HRを導入、15年5月にはMedicom-HRIIIへリプレースし、5年以上にわたってメディコムの電子カルテを運用しています。
導入のきっかけは、増え続けた紙カルテと医用画像フィルムの保管や運用の煩雑さを解消し、ペーパーレス・フィルムレスが目的だったといいます。実際に運用してきた成果は、外来診療の効率化や患者満 足度向上に寄与してきたことだと強調します。
「シート入力などの入力支援機能はカルテ記載を効率化し、その分、患者さんとのコミュニケーションに時間を割くことが可能になりました。検査結果のグラフや医用画像などを見ながら、患者さんに納得していただける説明ができるようになりました」と髙尾先生。モットーとしている、たとえ検査結果に異常がなくとも、実施した検査の詳しい説明や異常がない根拠を分かりやすく説いて満足して帰ってもらうことを実践できていると、患者満足度の向上にも寄与しているといいます。
地域連携や訪問診療など多様な診療シーンにおいて、電子カルテ運用のメリットを享受する髙尾先生。今後もさらなる活用の幅を広げていきたいと展望しています。

電子カルテ導入の決め手

自分なりに工夫し、診療スタイルに合った電子カルテにできると期待して導入しました。

「以前からメディコムのレセコンを使っており、患者データの移行がスムーズにいくだろうという理由もありましたが、レセコン運用時からのメディコム販売代理店のアフターサービスの良さを高く評価していたことも採用の大きな理由でした」と髙尾先生は言います。

導入メリット 1

シート入力の活用でカルテ記載を効率化

診療スタイルに合った電子カルテ操作を実現できるとして、シート入力の活用を評価する髙尾先生。同院では症状別、疾患別、一般診察所見、さらには循環器検査や呼吸器検査、看護師が主に利用する特定健診など、検査別シートなども多数作成しています。
主訴や病状に関する相談事、病歴などはテキスト入力しますが、それ以外の記事はほぼシート入力で完了。「約束処方などにも利用し、処方せん作成もとても効率的で、ミスなく素早く発行できます」と髙尾先生は話しています。

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症状別、疾患別、一般診察所見、検査結果の記載などにシート入力を多用。看護師や事務職員も専用のシート画面がある。

導入メリット 2

多様なフォームも自在・文章作成機能で記載効率化

診療情報提供書や主治医意見書など文書作成において、カルテ内容を簡単な操作で文書中に貼り付けることができ、スピーディーな文書作成を実現しています。
地域連携や在宅医療を手掛ける同院は、診療情報提供書や医療機関ごとの診療・検査予約申込書、訪問看護指示書など実に多くの文書作成作業があります。
「対外的な情報のやりとりは紙文書が主体。文書作成機能は非常に便利です」と髙尾先生。

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診療情報提供書などの他に、髙尾先生は検査所見の作成などにも文章作成機能を活用して、スピーディーにレポート作成を行っている。

導入メリット 3

在宅医療の効率化に寄与する往診端末ソフト

外来診療の延長として、通院困難患者に対して在宅医療に取り組んでいるたかお循環器内科は、「往診端末ソフト」も活用しています。 当日の訪問予定先の患者データをノートPCに格納し、訪問先で入力した記事は帰院後にデータ一括アップロードできるため、「紙カルテを準備し、手書きしたカルテ記事を帰院後に入力する手間がなくなり、訪問診療が非常に効率化しました」(髙尾先生)と、その活用に大きなメリットを感じています。

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訪問先での診療中は、バイタルサインなどは看護師が入力し、所見など記事を髙尾先生が記載。データをアップロードする際に承認する。

地域や患者のニーズに応える医療提供に取り組む

島原城や武家屋敷など旧城下町の町並みが残る長崎県島原市で、40数年にわたって地域医療を支えている「たかお循環器内科」。2010年に導入したメディコムの電子カルテは、地域連携や在宅医療など変化する医療環境の中で多様な診療シーンの効率化、患者満足度の向上に大きく寄与しています。

たかお循環器内科

診療科目:循環器内科、内科、呼吸器内科

住所:長崎県島原市桜町953番地1

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