「いい電子カルテに出合えた」と評する理由の1つに、販売代理店のサポートも含まれるという田上先生。鹿児島市内からジェットフォイルで1時間半かかる種子島ですが、離島という地理的条件を感じさせない担当者のこまやかなサポートを高く評価しています。
導入メリット 1
シート入力を活用
より簡潔な病名入力を実現
使い勝手のよさを実現する機能として、メディコム電子カルテの特長である、テンプレート化によるシート入力を田上先生は評価しています。特に便利な入力支援として病名入力を挙げます。「例えば、肩関節、挫傷、右・左というように1つずつ入力しなければならないところを、あらかじめ設定することで、数クリックでの入力が可能です」。併存病名の入力の際には、さらに容易な入力が可能であると、柔軟で多彩な入力方法のよさを強調しています。
整形外科の病名入力画面では、右側・左側・両方のそれぞれに適応病名を設定。極力クリック数を抑えて簡潔操作を実現。
導入メリット 2
医療事務スタッフの業務軽減
電子カルテで会計情報確認
医療事務作業を極力削減したいと考えてきた田上先生。Medicom-HRIIIを評価する1つにレセコン一体型の特長を生かした容易な会計チェック機能があります。1画面でカルテ記載内容から、会計に必要な情報が会計画面に表示されるので、間違いのない効率的な会計業務が行えます。「最終確認もひと目で分かり、医事スタッフはとても作業が簡単で早いと言っています。医事業務の効率化により、受付・会計担当は1人でこなせています」と田上先生。
画面左にカルテ記載内容を、右に会計計算を表示する会計確認画面。カルテ記載と医療事務それぞれの機能、使い勝手を考えた分かりやすい会計画面。
導入メリット 3
医療ミスの削減と
情報共有の徹底に貢献
電子カルテ導入の目的は、口頭指示や手書き伝票などを原因とする医療事故の防止だという田上先生。「重複入力のムダや転記ミスなどをなくし、スタッフ全員が情報共有することで医療ミスを削減することができます」と、スタッフ間のメモ伝達や口頭指示はなくし、全員が電子カルテで確認することを徹底しています。スタッフ間の情報共有は、全員で患者さんをケアしていこうというチーム医療の推進にも役立っています。
口頭指示やメモによる伝達は一切なくし、電子カルテですべてのデータを共有することにより、医療ミスを削減しています。