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クリニック開業 医師 事務長 2021.12.14
クリニックにおけるSNS活用で集患は可能?メリットやSNSの特徴を解説
最近では、知人からのクチコミでクリニックを紹介されても、すぐに通院しないでネットで比較検討してから選択する人が増えてきました。<br> ネット検索を「ググる」と言うように、従来はパソコンでGoogle検索を使用することが多かったのですが、最近では「タグる」という言葉が使われるように、スマホを使いSNS上で検索する人も増えています。<br> その背景として、2010年初頭から2020年にかけて、10代から60代すべての世代でパソコンの利用率が下がる一方、スマホを利用する人が増えていることが挙げられます。<br> レストランを探すのと同様に、クリニックの検索でもまずはスマホで「タグる」人が増加しています。そんな変化に合わせて、情報発信ツールとしてSNSを始めるクリニックが増えてきました。<br> 今回は、クリニックにおけるSNS活用のメリットとデメリットを解説し、効果的な活用方法を紹介します。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.12.14
勤務医の給料は今後下がるの?医療費の削減が影響する?
医療費削減の影響で医師の年収が下がっているといわれていますが、実際はどうでしょうか。<br />医師の年収については、いくつかの調査資料がありますが、ここでは中央社会保険医療協議会の医療経済実態調査をもとに、過去10年(2009~2018年)の国公立を含む一般病院と診療所勤務医の平均年収の推移をまとめました。<br /><br />2018年の一般病院勤務医の給与と賞与を合わせた平均年収は2009年と比べてほとんど変わらず、約104%の微増です。<br />一方、診療所勤務医の平均年収は2009年比で約80%まで減少しています。2009年時点では、病院勤務医と診療所勤務医の平均年収は、ほぼ賞与額の差で120万円ほど病院勤務医のほうが多い程度でした。それが、2018年では病院勤務医の平均年収は診療所勤務医よりも約430万円多く、1.4倍の差が開いています。<br />グラフのように統計上は診療所勤務医の平均年収が下がっていますが、実際には時間外労働の減少や新規雇用の勤務医の年収が下がっていると考えられます。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.11.02
医師のキャリアプランの考え方は?開業医のキャリアパスをご紹介
医師は医大卒業後も一人前になるのに時間がかかる反面、生涯現役で活躍でき、仕事に困ることはありません。これまでは医師としてのキャリアについて深く考えなくとも、初期臨床研修を受けた医局を中心に医師としての経験を積み、専門性を深め、医局の指示通りにキャリアを積み上げていけば安泰でした。<br />しかし、今後の医局人事は少子高齢化や人口減とともに医師偏在解決のため、医師不足地域や診療科の課題解決が重要となり、研修医が希望通りの診療科や病院に配属されるとは限りません。<br /><br />これまで以上に、医師がどのような医師でありたいのか、それに必要な医師として求められる知識・能力の向上に加え、プライベートの生活の充実を図るため、主体的にキャリアプランを計画的に考えることが大事です。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.11.02
クリニック開業時に使える融資とは?種類や流れを解説
クリニックの開業にあたっての大きな課題は、開業資金を用意することです。自己資金を潤沢に準備して開業する先生はほとんどいません。希望通りのクリニックを開業するためにいくら必要なのか、その資金をどうやって準備すればいいのかを知っている先生もほぼいません。自己資金で足りない分は銀行で借りればいいと思うかもしれませんが、実は開業資金を準備するには一般の銀行以外の選択肢もあります。<br> 事業用資金を準備することを「資金調達」、事業用資金を借りることを「融資」と言います。<br> 今回は、クリニック開業時に融資を受けられる資金調達先について、優先的に検討すべき順にそれぞれの特徴を紹介します。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.10.01
クリニック開設時の開業届の書き方は?提出するメリット・デメリットも解説
クリニック開業準備の中で、今日は開業届の書き方のポイントを説明します。開業時にお役所に提出する書類は多々ありますが、開業に関するものだけでも3種類あります。間違えやすいのでしっかり押さえておきましょう。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.10.01
勤務医の年収はどれくらい?年齢や勤務先ごとの平均年収を解説
勤務医はどのくらいの収入を得ているのでしょうか?厚生労働省が毎年発表する職種・規模・年齢・男女別などの賃金統計によると、勤務医の収入は勤務先の医療機関の規模や年代によって大きく変わるようです。<br> 「賃金構造基本統計調査(2019年)」の企業規模10人以上のデータから勤務医の年収を試算<sup>※</sup>しました。男性医師(41.6歳)の平均年収は約1,227万円、女性医師(38.2歳)は約1,016万円となります。統計上、医療法人の院長の役員報酬も含みます。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.10.01
性感染症科で失敗しない開業ポイント・年収や開業資金も解説
性病・性感染症は、性行為により感染する病気のことです。英語でSexually Transmitted Diseases、略称でSTDと呼ばれます。2008年の「医療法改正」以来、新規に「性病科」を標榜することができなくなり、性病の診療科としては、「性感染症科」または「性感染症内科」が使われています。ここでは、性感染症科の開業計画や集患のポイントなど開業時の注意点を解説します。
#開業検討
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クリニック開業 医師 事務長 2021.09.07
病院やクリニックのクレーム対応のポイントとは?良い事例・悪い事例を解説
苦情・クレームは、相手に対して不満を感じたり不快な感情をいだいたりしたときに、それを訴えることを言います。様々なクレームの多くは、期待していたサービスを受けられなかったために発生します。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.09.07
フリーランス医師と常勤の違いは?メリットや年収について解説
医師といえば開業医か勤務医として働く人がほとんどですが、フリーランス医師は特定の医療機関や大学医局に所属せず、複数の医療機関や企業と契約して非常勤で働く医師のことを指します。<br>フリーランス医師は医師免許と医療技術を生かして仕事の内容や時間を選ぶことができますが、個人事業主になるので社会保険や確定申告も自分で行わなければなりません。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2021.09.07
医師・医療業界の働き方改革に向けての取り組みや対策を解説
少子高齢化の労働力不足に対応するため「働き方改革」は医療機関にも必須ですが、医療機関特有の問題もあります。働き方改革による医療現場のあり方について解説します。
#開業検討
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クリニック開業 医師 事務長 2021.07.21
クリニックのボーナスの相場は?支給基準や必要性について解説
クリニックのボーナス(以下、本文では賞与併用)の支給については、特に規定はありません。労働基準法上は、医療機関に限らず事業主(会社やクリニック)にはボーナスの支給義務がないためです。
#開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2021.07.21
クリニック開業の適齢期は?開業時の平均年齢や定年について
開業医に求められる役割として、①医師、②管理者、③経営者の3つがあります。<br> 開業するクリニックの標榜科によっても異なりますが、①の開業後の医師に求められるのは、地域の患者さんの健康不安に幅広く応えるプライマリーケアの役割です。専門医としての技能・経験に加えて、幅広い臨床経験を積んでおくことが望ましいです。<br> ②の管理者は、診療所のトップとして看護師や医療事務職など専門性を持つ職員をまとめ、チームとして適切な地域医療を提供していかなければなりません。組織の中で部下を持つ管理職としての経験も必要でしょう。<br> ③の経営者としては、長期の事業計画を策定し事業として成功させるビジョンと戦略を持つ必要があります。開業時に内装工事や医療機器などの大きな設備投資することを考えると、20年くらいの事業計画になります。<br> 以上、開業に必要な経験能力を身につけ、ある程度の自己資金の準備をし、20年以上の事業を始めることを総合的に考えると、開業の適齢期は40代から50代前半ではないでしょうか。
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