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目次
電子カルテの入力練習後に期待できる状態
電子カルテの入力練習は面倒に感じる部分もありますが、その先には、診察室や会計などの実務がスムーズに流れる状態が期待できます。
入力作業に時間を取られると患者さんの待ち時間が増加し、患者満足度の低下につながる恐れもあるでしょう。また、開業直後や診療報酬改定直後など算定ミスが生じやすい時期はとくに、算定漏れや返戻、査定への対応が必要となり収益面でも影響が生じます。
入力練習を通じて生じうる課題を解決できれば、診療の質を保ちながら業務効率が向上します。結果として医師は診療に集中でき、患者さんとのコミュニケーション時間も確保しやすくなるでしょう。

効果が期待できる状況別電子カルテの入力練習方法
電子カルテの入力練習には、入力方法に応じたアプローチが効果的です。ここでは、実践的な練習方法を3つ紹介します。
キーボード入力による練習方法
キーボード入力の速度と正確性を高めるには、医療用語の変換精度を向上させる方法が効果的です。一般的なタイピング練習も有効ですが、医療現場では専門用語や略語が頻繁に使用されるため、スムーズに入力できるかが業務効率を左右します。
練習のポイントは、よく使う用語を辞書登録する習慣を身につけることです。たとえば「高血圧症」「糖尿病」「処方箋」といった頻出用語や、「BP(血圧)」「DM(糖尿病)」などの略語を登録しておけば、わずか数文字の入力で変換できます。また、定型文や決まったフレーズも辞書登録しておくと、記載の手間がさらに減らせるでしょう。
毎日10分程度でも実際の症例を想定した入力練習を続ければ、スキル向上に結びつきます。
音声入力による練習方法
音声入力はキーボード入力よりも速く、かつ診察に集中しながらカルテ記載ができる方法の1つです。ただし、精度を高めるには適切な練習と調整が欠かせません。
意識したいのは、入力の出戻りを最小限にすることです。診察時の会話がSOAP形式に正しく反映されるよう、音声入力システムの学習機能を活用しながら調整を重ねます。とくに医療用語の認識精度向上がポイントです。
たとえば「メソトレキセート」と「メトトレキサート」のように、キーボード入力でも勘違いが起きやすいような薬剤名をはじめ、一文字違うだけで意味が異なる用語は運用面で工夫しなければなりません。音声入力の閾値を把握し、安全面を維持できる形に調整しましょう。
自院の診療内容に適した形でよく使う略語の優先度を設定しておけば、変換の手間を減らせるでしょう。最初は短い文章から練習を始め、徐々に長い症例記録に挑戦していけば、実用レベルに到達できます。
テンプレート入力による練習方法
テンプレート機能は、手軽に利用できる電子カルテ記載方法です。定型的な記載内容をあらかじめ登録しておけば、入力時間を短縮できます。
効果的な練習のためには、症状別テンプレートの作り込みがポイントです。たとえば、風邪症状の患者さんや生活習慣病の定期受診、健康診断の結果説明など、頻度の高い診療パターンごとにテンプレートを用意します。SOAP形式に沿った構成にしておくと、後からの追記や修正がしやすくなるでしょう。
また、カルテ画面を開いてからテンプレートを展開するまでの操作の流れ最適化も欠かせません。実際の診療の流れにあわせて調整を重ねれば、より役立つ機能に育ちます。
電子カルテ導入とあわせて検討したい代行入力
電子カルテの入力練習と並行して検討したいのが、代行入力の体制構築です。電子カルテの代行入力とは医師の指示に基づき、医療事務作業補助者(クラーク)などがカルテへの記載を代わりに行う仕組みを指します。代行入力の体制が整えられると医師の負担軽減につながり、タスクシフト・タスクシェアが進みます。
すぐに導入できない場合でも、将来的な代行入力を見据えた業務整理により段階的な効率化が可能です。たとえば、カルテ記載のルールを明確化しておく、スタッフとのコミュニケーション体制を整えるなど、準備段階から取り組める施策は多数あるでしょう。
代行入力を含めた診療周りのサポートを担当する「クラーク」については、以下のセミナーで網羅的に解説していますので、参考になさってください。
セミナー視聴はこちらから:電子カルテのクラーク運用のススメ
入力練習後の電子カルテ導入ステップ
入力練習を通じて電子カルテの操作に習熟したら、次は実際の導入または切り替えに向けたステップを踏む必要があります。電子カルテ導入の主なステップは、以下の8つです。
- 導入の目的を整理する
- タイプを比較する
- デモを通じて機能・操作性を比較する
- 費用を比較する
- サポート内容を確認する
- 製品を選定する
- 試験運用する
- 本稼働する
各ステップの詳細については関連記事で解説しているため、あわせてご確認ください。
関連記事:電子カルテ導入の流れとは?選定ポイントや注意点を解説
入力練習後の電子カルテ切り替えステップ
すでに電子カルテを導入している医療機関が別のシステムに切り替える場合には、上記の導入ステップに加えて、以下の点への考慮が必要です。
- データ移行の準備を整える
- 診療への影響が最小限のスケジュールを組む
- メーカーとの打ち合わせ(とくにサポート内容の確認)
電子カルテの切り替えは診療に影響を及ぼすため、スタッフと患者さん双方の理解を得ながら計画的に進めなければなりません。ステップ1から完了までどの程度の日数になりそうか、目安を立てられるように意識しながら情報を集めるとよいでしょう。
電子カルテの乗り換えについては、関連記事でも解説しているため参考になさってください。
関連記事:電子カルテの乗り換えは可能?変更の手順や入れ替えタイミングを解説
電子カルテは操作性が運用面で必須である理由
電子カルテは日々使うため、「使い勝手の良さ」が運用面に大きく影響します。自院と操作性が合わないシステムを導入してしまうと、入力練習を重ねても十分な効果が得られず、かえってストレスが増大しかねません。
直感的に操作できるインターフェースであるか、必要な機能にすぐアクセスできるか、画面遷移が少なくスムーズに作業できるかといった点は、毎日使うスタッフの負担に直結します。操作に時間がかかれば患者さんの待ち時間も増加し、患者満足度の低下につながってしまうでしょう。
ウィーメックスでは、医師の声を反映した使いやすい電子カルテを揃えています。クラウド型の「Medicom クラウドカルテ」は、シンプルな操作性と充実した機能を両立したシステムです。ハイブリッド型の「Medicom-HRf Hybrid Cloud」は、使いやすさに加えてクリニックに最適な拡張性を備えたシステムです。
診療スタイルと費用対効果の視点から電子カルテを選ぶ方法を解説した資料を用意しているため、ダウンロードしてご活用ください。
資料のダウンロードはこちらから(無料):メディコム製品比較~後悔しない電子カルテ導入の視点とは~
まとめ
電子カルテの入力練習は、診療業務の効率化に直結する取り組みです。キーボード入力、音声入力、テンプレート入力を自院の診療スタイルに合わせて組み合わせれば、かけた時間が確かな成果へと結びつくでしょう。
電子カルテの導入や切り替えを検討している方は、操作性を重視したシステム選定と、段階的な運用計画が欠かせません。ウィーメックスでは、使いやすさにこだわった電子カルテと、導入から運用まで手厚いサポート体制を提供しています。
実際の操作感を確かめられる無料デモや導入に関するご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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