現在、長野県の人口は約204万人(2020年国勢調査)となっており、2020年代前半に200万人を割った後、その後は減少となる将来推計が出ています。
一方、医療需要が高いとされる65歳以上の高齢者人口においては2040年まで増加の予測がされています。
日本医師会提供の地域医療情報システム「医療介護需要予測指数」によれば2015年を100とした時の医療需要予測も2025年で103(全国平均105)、2035年99(全国平均103)と、いずれも全国平均を下回る水準になると予測されています。
厚生労働省の医療施設動態調査によれば、長野県の一般診療所数は令和3年3月末現在で1,572施設が開業されていますが、この数値が2年前は1,571施設、1年前は1,573施設であることを考えると、横ばいの傾向であることが伺えます。
ちなみに、人口10万人当たりの施設数は内科系診療所が約41施設(全国平均は約44施設)、外科系診療所が約17施設(全国平均は約19施設)となっています。
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