#レセプトの悩み #業務効率化 #開業直後の悩み #機器選定ポイント
目次
電子カルテを活用するとレセプト残業は削減できる
電子カルテの普及にともない、レセプト業務の効率は大きく向上してきました。かつては紙ベースで数百枚のレセプトを1枚ずつ手作業で確認する対応が当たり前でしたが、電子カルテとレセコンの連携が整うにつれて、算定チェックや修正対応は着実に省力化されています。まず、医療現場におけるレセプト残業の実態と、電子カルテの活用がもたらす変化をおさえておきましょう。
レセプト残業の実態
職種別残業時間調査によると医療事務の平均残業時間は、月10.5時間との報告がされています。しかし実際の医療機関の求人情報では、月20時間や30時間の残業を見込む募集も散見されます。「医療事務は残業が多い職種」として認識されている背景には、こうした現場の実態があるといえるでしょう。
主な要因として、レセプト提出期限に向けたチェック・修正・提出の作業が、月末から月初に集中する業務構造が挙げられます。突合点検や病名確認は一括処理の工程が多く、医師への確認依頼や修正待ちが重なると、対応に多くの時間を要します。また、前月分の返戻への対応が当月のレセプト業務と並行して発生するケースも、残業を長引かせる一因です。
月末の繁忙を「仕方のないもの」として放置せず、業務フローとシステムの両面から改善策を講じることが求められます。
出典:平均残業時間の実態調査(年代別・男女別・職種別) 残業が少ない・多い仕事は?
提供元:転職サービス「doda」
電子カルテの進化によるレセプト残業への好影響
紙カルテ時代、数百枚のレセプトを夜遅くまで1枚ずつ手作業で確認する光景は、クリニックにとって日常でした。電子カルテの普及により、そうした作業の様子は大きく変化しています。
たとえば、レセコン一体型電子カルテを導入したクリニックでは、電子カルテに不慣れなスタッフでも当たり前のように使いこなせることで、レセプト残業の軽減を実感されています。
また、日々の診療のなかでエラーが発生した際に即座に原因を確認・修正する運用を習慣化すると、提出前の長時間残業も不要です。月末にまとめて対処するのではなく、日々の積み重ねが残業の慢性化防止につながるといえるでしょう。
レセコン一体型電子カルテによる具体的な変化については、以下の導入事例ページも参考になさってください。
▶ご紹介した導入事例はこちらから
レセプト残業が生じる主な原因
レセプト業務における残業の主な要因は、病名漏れ・算定ミスへの対応と、医師と医療事務間のコミュニケーションロスの2点に整理できます。それぞれの内容を以下で確認しましょう。
病名漏れや算定ミスの対応
返戻の代表的な原因に、病名の不備と算定ミスが挙げられます。疑い病名から確定病名への変更や、診療報酬改定にともなう算定要件の変更など、点数漏れが生じやすいタイミングは日常的といえるでしょう。
とくに、高点数のレセプトが返戻された場合、診療報酬の収入減少に直結するため、経営面への影響も小さくありません。
日々のカルテ記載の段階で病名の抜けや算定内容の整合性を確認する体制を整えると、返戻を未然に防ぎやすくなります。日本レセプト学会監修による、レセプト返戻の対応方法をまとめた以下の資料も体制整備の参考になさってください。
▶レセプト請求ガイドのダウンロードはこちらから(無料)
医師と医療事務間のコミュニケーションロス
カルテの記載内容とレセプトの算定内容が一致しているかを確認する作業は、医療事務スタッフだけの努力では限界があるといえるでしょう。確認待ちの状態を減らすには、レセプト期間だけでなく平常時からのコミュニケーション醸成が欠かせません。
直接的なコミュニケーションのほか、電子カルテやイントラネットなどのメモ機能のような間接的な方法も有効です。どのような方法が自院にとって馴染みやすいのか、相談しながら進めると今後の展開もスムーズでしょう。具体策は次の章でもお伝えするため、参考になさってください。
残業を当たり前にしないための方法
レセプト残業を「繁忙期の仕方のないもの」として受け入れたままでは、スタッフの疲弊や離職につながりかねません。まず取り組みやすい施策として、業務マニュアルの精査と院内勉強会の実施が候補に挙げられます。
算定ルールや病名記載の基準を明文化してスタッフ全員が共通認識をもてる体制を整えると、確認ミスや認識齟齬から生じる余分な作業を削減できるでしょう。また、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進も有効です。システムによるチェック・算定支援の仕組みを取り入れると、手作業での確認を大幅に省略できます。
とくに、レセコン一体型電子カルテは、カルテ入力の段階でリアルタイムに算定エラーが検知されるため、業務フローの調整が容易です。次の章では、レセコン一体型電子カルテが残業削減に役立つ理由を詳しく解説します。
レセコン一体型電子カルテが残業時間削減に役立つ理由
レセコン一体型電子カルテとは、診療記録を管理する電子カルテと、レセプト作成・請求を担うレセコンが1つのシステムに統合されたものです。分離型と比較して、データの受け渡しにタイムラグや連携エラーが生じにくく、業務フローを安定させやすい特長があります。
残業削減の観点からとくに効果的な機能は、以下の4点です。
- カルテ入力と同時に会計データが作成できる
- 請求漏れや入力ミスのリスクが下がる
- 診療報酬・薬価改定の対応が1システムで完結する
- 受付から会計までの待ち時間が短縮される
制度改定への対応も1社への問い合わせで完結するため、複数システムを管理するコストと手間が省けるでしょう。レセコン一体型電子カルテの詳細について解説した記事もご用意しているため、あわせて参考になさってください。
レセコン一体型電子カルテ製品の紹介
レセプトの精度向上によって返戻・査定の件数が減れば、診療報酬の取りこぼしを防ぐことにも直結します。ウィーメックスでは、レセコン一体型電子カルテとして「Medicom クラウドカルテ」「Medicom-HRf Hybrid Cloud」を提供しています。
いずれもレセコン開発50年以上の知見を活かした算定支援機能を備え、クリニックの業務効率化に貢献する製品です。各製品の特長を下表にまとめました。
| 項目 | Medicom クラウドカルテ | Medicom-HRf Hybrid Cloud |
|---|---|---|
| タイプ | 完全クラウド型 | ハイブリッド型(オンプレミス+クラウド) |
| レセプト残業に役立つ主な特長 | カルテ入力内容をもとに算定可能な項目を抽出する独自のAI自動算定機能を搭載 | 特性にあわせた画面カスタマイズに対応+オーダー入力などのテンプレート作成機能を搭載 |
| 製品ページ | Medicom クラウドカルテの製品ページを見る | Medicom-HRf Hybrid Cloudの製品ページを見る |
| 製品比較ページ | 両製品の特長を比較した選び方ページを見る | |
まとめ
レセプト残業が生じる背景には、病名漏れや算定ミスへの対応、医師と事務間のコミュニケーションロス、月末への業務集中といった複合的な要因があります。継続的な方法として、電子カルテに備わるチェック機能を活用し、属人化を防ぐ形も一手でしょう
ウィーメックスでは、電子カルテの導入・切り替えに関するご相談も承っております。ご検討の際は、お気軽にご相談ください。
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