【一覧】健診代行機関13社を比較|サービス内容の違いや選ぶ際のポイントを解説
健診代行機関とは、企業に代わって従業員の健康診断業務を引き受けるサービスを提供する企業・機関です。健診代行機関を活用すれば、健康診断の実施に必要な業務を外部に委託できます。従業員への案内や医療機関との日程調整・予約管理のほか、労働基準監督署へ提出する報告書の作成などを依頼できます。ただし、扱っているサービスの内容は健診代行機関によって異なり、自社の状況に合わせたサービスを選ぶ点が重要です。この記事では、主な健診代行機関を一覧で紹介します。健診代行機関を選ぶ際の比較ポイントも解説するので、委託先を検討する際の参考にしてください。
※本内容は公開日時点の情報です
目次
【一覧】健診代行機関13社の特徴と違い
主な健診代行機関13社の特徴を一覧表にまとめました。各社の公式サイトで確認できる情報のうち、特筆すべき点を抜粋しています。
| 事業者名 | 特徴 |
|---|---|
|
【ウィーメックス(株)】 Wemex 健診代行 |
|
|
【(株)バリューHR】 健診代行サービス |
|
|
【(株)エムステージ】 健康診断予約代行 |
|
|
【(株)イーウェル】 健診事務代行サービス |
|
|
【(株)ベネフィット・ワン】 ハピルス |
|
|
【ウェルネス・コミュニケーションズ(株)】 ネットワーク健康診断サービス |
|
|
【ホームネット(株)】 健康診断予約代行サービス |
|
|
【H.U.ウェルネス(株)】 健診代行サービス |
|
|
【(株)Personal Health Tech】 けんさぽ |
|
|
【アルファビリティ(株)】 健康診断予約代行 |
|
|
【(株)リロクラブ】 健康診断代行サービス |
|
|
【共同印刷(株)】 健康管理OC |
|
|
【(株)メイサービス】 MEDICAL SUPPORT |
|
※2026年9月時点の各社公式サイトの情報をもとに作成
健診代行機関を選ぶときの比較ポイント
健診代行機関は、各社で対応できる業務や料金体系が異なります。各社のサービス内容を確認する前に、比較の際に押さえておきたい6つのポイントを整理しましょう。
委託可能な業務範囲
まず確認したいのは、任せられる業務の範囲です。健診機関との契約や予約代行、費用精算、結果の回収とデータ化、労働基準監督署への報告書作成など、対応範囲は健診代行機関ごとに異なります。
すべてを一括で委託できるサービスもあれば、必要な業務だけを選んで依頼できるサービスもあります。人事担当者が負担に感じている業務を洗い出し、その業務に対応しているか確認しましょう。
提携健診機関数・対応可能なエリア
提携健診機関の数は、従業員が受診しやすい環境を整えられるかに影響します。全国に拠点がある企業や在宅勤務の従業員が多い企業は、全国規模のネットワークを持つ健診代行機関が候補になるでしょう。
提携数だけでなく、自社の拠点近くに提携機関があるかも重要です。サービスによっては、提携外の健診機関と個別に交渉してくれる場合もあります。
予約方法
予約方法は、管理のしやすさと従業員の使いやすさに影響します。Webやスマートフォンから24時間予約できるサービスが増えている一方で、電話やFAXで予約を受け付けるサービスもあります。
パソコンを日常的に使わない従業員がいる場合は、Web以外の予約手段があるかも確認しましょう。
巡回健診の対応可否
巡回健診とは、健診車や医療スタッフが事業所を訪れて健康診断を実施する方法です。従業員が多い事業所や医療機関から離れた事業所では、巡回健診を活用すれば移動や時間の負担を抑えられます。
巡回健診を利用したい場合は、対応しているサービスか調べましょう。
受診前後のフォロー体制
健康診断は従業員全員を受診させ、結果を健康管理に生かすことが重要です。未予約者・未受診者への受診勧奨やリマインド機能があれば、受診率向上に役立つでしょう。
受診後は結果の回収・データ化や二次健診(再検査・精密検査)の受診勧奨に対応しているかがポイントです。メールや電話、ハガキなど、受診の勧奨方法も健診代行機関によって異なります。
費用
健診代行機関の費用は、健診そのものの費用とは別に発生する代行手数料です。費用形態は健診代行機関により異なり、初期費用と従業員1人あたりの月額料金を組み合わせた料金体系のほか、委託する業務や人数に応じた見積もり制も多く見られます。人数にかかわらず、利用できるサービスの範囲によって月額料金を設定している場合もあります。
料金を比較する際は、金額だけでなく対応範囲やサポート内容もあわせて確認しましょう。
主な健診代行機関のサービス内容
ここからは、主な健診代行機関13社のサービス内容を紹介します。比較ポイントを参考に、自社の課題に合うサービスを探してみてください。
ウィーメックス(株):Wemex 健診代行
Wemex 健診代行は、健診運用の設計から契約管理・申込み・結果回収・精算までを一気通貫で支援するサービスです。全国約3,000の提携健診機関のネットワークを持ち、提携外の健診機関を希望する場合の交渉にも対応しています。
受診率を高めるサービスとしては、未受診者への受診勧奨や受診日直前のリマインド通知があります。予約変更やキャンセルは専用コールセンターが対応するため、人事担当者が問い合わせを受ける必要はありません。
グループ会社・拠点ごとや年齢別・男女別に健診項目を設定することも可能です。
(株)バリューHR:健診代行サービス
バリューHRの健診代行サービスは、全国4,000機関以上の提携健診機関ネットワークを有するサービスです。
健診予約システム上で予約調整・受診状況の確認・受診勧奨を一本化でき、従業員は24時間Web予約ができます。
健診結果のデータ入力代行や、複数機関の請求書を一本化する費用精算代行にも対応しています。従業員300名までの中小規模法人向けには、健診代行と健康支援をパッケージ化した「VCバリューパック」も提供しています。
(株)エムステージ:健康診断予約代行
エムステージの健康診断予約代行は、全国4,000以上の医療機関と提携しています。施設健診と巡回健診のどちらにも対応可能です。健診機関との調整から支払い・結果の送付・労働基準監督署への報告まで、ほぼすべての業務を任せられます。
企業はWebシステムで従業員情報を提出するだけで、医療機関との調整は同社が行います。未予約者へのリマインドは基本料金に含まれ、未受診者へのフォローも実施可能です。予約・受診状況はリアルタイムで確認でき、結果データはPDFやCSVなど希望した形式で受け取れます。
(株)イーウェル:健診事務代行サービス
イーウェルの健診事務代行サービスは、健診の手配から健診結果のデータ化までを一括して代行します。全国約3,000の健診機関と提携しており、各種健診に対応可能です。
主な業務範囲は、予約管理・日程調整・検査項目の選定・結果の回収とデータ化・受診勧奨の支援などです。企業・従業員・健康保険組合・健診機関からの問い合わせ窓口を一元化し、精算処理も代行します。
健診結果のデータを企業独自の基準に統一できるため、全社の健康状態を把握しやすくなるでしょう。
(株)ベネフィット・ワン:ハピルス
ベネフィット・ワンの「ハピルス健診代行サービス」は、予約管理・受診状況管理・未受診者への催促・結果管理など健診に関わる業務を代行します。施設健診は全国約3,000機関と提携しており、巡回健診は約10,000回の対応実績があります。
予約はWeb・電話・FAXなどから選べ、パソコンやスマートフォンからのオンライン予約も可能です。人事担当者用の管理画面では予約・受診状況を一括で管理でき、労働基準監督署向けの集計機能もあります。受診後は健診結果を見える化するシステムを、従業員の健康リテラシー向上に活用できます。
ウェルネス・コミュニケーションズ(株):ネットワーク健康診断サービス
ウェルネス・コミュニケーションズのネットワーク健康診断サービスは、1,700社以上の企業・健康保険組合に導入されています。全国約2,000の医療機関と契約しており、施設健診と巡回健診の両方に対応可能です。
予約は24時間受け付けており、平均3〜4営業日で予約が確定します。医療機関ごとの請求を一括請求にまとめるほか、健診結果の判定記号を一元化したデータの納品も可能です。
ポータルサイト「i-Wellness」では、予約・受診状況をリアルタイムで確認できます。婦人科検診のみのコースや、英語対応の医療機関の紹介にも対応しています。
ホームネット(株):健康診断予約代行サービス
ホームネットの健康診断予約代行サービスは、予約代行・精算代行・結果回収・結果データ化の中から必要な業務だけを選んで依頼できるサービスです。全国約2,000カ所以上の医療機関と契約しており、少人数の企業から数万人規模の健康保険組合まで対応しています。
健診結果の納品形式は、XML・Excel・PDFなどの統一フォーマットです。受診者は同社へ直接問い合わせができるため、人事担当者の負担軽減につながります。定期健康診断のほか、雇入時の健康診断や特殊健康診断にも対応可能です。
H.U.ウェルネス(株):健診代行サービス
H.U.ウェルネスの健診代行サービスは、健診機関の手配・予約管理・結果管理・費用精算代行・受診推奨代行の5つを柱としています。700を超える団体との取引実績があり、全国対応が可能です。
医療機関が少ない地域では、同社が医療機関の調査から契約まで引き受けます。予約は健診予約システムのほか電話でも受け付けており、予約変更やキャンセル対応も任せられる点が特徴です。一部のサービスだけを選んで始めることもでき、重症化予防や産業保健サービスの相談にも応じています。
(株)Personal Health Tech:けんさぽ
けんさぽは、健康管理システムと健診業務代行をセットで提供するサービスです。料金は管理システムと健診業務代行の両方込みで100円/人~と公表されています。
クリニックへの予約連絡から報告書類の作成のみならず、二次健診の受診勧奨と予約代行にも対応可能です。企業ごとに専用の電話番号・メールアドレスを発行するため、従業員からの問い合わせ対応を減らせます。
受診勧奨は電話やメールなど、企業が指定するツールで実施可能です。
アルファビリティ(株):健康診断予約代行
アルファビリティの健康診断予約代行は、従業員の受診予約や受診管理を一括して行うサービスです。受診データを集約して納品するほか、健診機関への支払いも代行し一元管理します。
未受診者には電話で連絡し、受診率100%の達成を目指して受診を促す点が特徴です。同社は巡回健診から各種BPOサービスまで、健康関連のサービスを幅広く提供しています。
(株)リロクラブ:健康診断代行サービス
リロクラブの健康診断代行サービスは、健診予約から進捗管理までを一括でサポートするサービスです。健康診断のお知らせや日程調整・費用の精算・労働基準監督署への報告業務などを委託できます。
企業は未受診者を簡単に抽出して受診を促すメールを送信でき、労働基準監督署への報告データも専用ページから出力可能です。従業員は自分の都合に合わせて健診の予約ができます。マイページで過去の健診結果を経年管理できる点も特徴です。
共同印刷(株):健康管理OC
共同印刷の健康管理OCは、企業の健康管理事務をアウトソーシングできるサービスです。健康診断代行・健康管理業務代行・ストレスチェック業務代行の3つから必要なサービスを選べます。
健康診断代行では、健診コースの企画・医療機関との契約・対象者リストの作成・従業員への案内・予約受付を代行します。未受診者への督促や精算代行も対応可能です。紙の健診結果のデータ化にも対応しており、健康管理業務代行と組み合わせればデータ分析や施策の提案まで受けられます。
(株)メイサービス:MEDICAL SUPPORT
メイサービスのMEDICAL SUPPORTは、健康診断の予約調整や受診者管理・請求の取りまとめ・結果の集約を代行するサービスです。全国の医療機関と提携しており、新たな医療機関との追加交渉にも対応しています。
予約はWeb・アプリから24時間行えるほか、電話予約も受け付けています。未受診者への受診勧奨はメールで行う仕組みです。契約からサービス開始までの期間は約2カ月とされています。
健診は代行機関を活用してスムーズに実施しよう
健診代行機関を活用すると、医療機関との契約や予約調整・費用精算・結果の回収など、健康診断に伴う煩雑な業務を外部に委託できます。人事担当者の負担を軽減でき、受診勧奨の仕組みを整えれば、受診率の向上も期待できるでしょう。
健診代行機関を選ぶ際は、業務範囲・提携健診機関数・予約方法・巡回健診の対応可否・フォロー体制・費用を比較し、自社の規模や課題に合ったサービスを選びましょう。
健康診断の業務負担を減らしたい場合は「Wemex 健診代行」がおすすめです。全国約3,000の提携健診機関のネットワークを活用し、契約管理から予約・結果回収・精算までをまとめて代行します。
未受診者への受診勧奨や専用コールセンターでの予約変更対応により、人事担当者の手間の削減につながります。健康診断の運用を見直したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Wemex 健診代行
著者情報
メディコム 人気の記事
イベント・セミナーEVENT&SEMINAR
お役立ち資料ダウンロード
-
健康経営 人事・総務 薬局経営者
約1,000名の回答を企業別に分析 健診業務の現状と課題 調査レポート
-
健康経営 人事・総務
健康診断の「⽇程調整」を スムーズに進める実務ガイド
-
健康経営 人事・総務
メンタル不調を未然に防ぐ!ストレスチェックを活用したセルフケア推進ガイド
-
健康経営 人事・総務
はじめてのストレスチェック導入チェックリスト
-
健康経営 人事・総務
ストレスチェック運用抜け漏れチェックリスト
-
健康経営 人事・総務
【最新法令対応】健康診断実施業務ガイドブック2025年改正に基づく電子申請義務化対応を解説
-
健康経営 人事・総務
【2026年度版】健康経営優良法人認定に向けた対策ガイド
-
健康経営 人事・総務
若手社員の不調と早期離職を防ぐメンタルヘルスケア実践ガイド